レンタルなんもしない人 さんを、喫茶店主がレンタルしてみた話
こんにちは。
東京の武蔵小山で小さな喫茶食堂 kenohi を営んでいるひかると申します。
2019年10月4日に、レンタルなんもしない人 さんをレンタルしてみました。
レンタルした理由、感想などを書こうと思います。
1. 概要
・レンタル日時:2019年10月4日 およそ15時半~17時半
・集合場所:kenohi
・レンタル内容:
最低2時間以上、kenohiで好きなだけゆっくりと過ごしてください。
PC作業、読書、ボーッと過ごす。お好きにお過ごしください。
コンセントはありますが、wifiはありません。
特別扱いするつもりはなく、通常のお客さんとして接します
2. レンタルした理由
今回の依頼した意図ですが、まず興味本位というか、「本当に来てくれたら面白いな」「話題の人に会ってみたいな」という気持ちでご依頼したのが発端です。
依頼メッセージを送ったのは2019年7月8日。
2か月ほど返信はなく、「TVにも出たし、メッセージだらけで見てられないよなあ」
とあきらめていたところ、9月に返信をいただきました。
本当に来てもらえると思っておらず、どうしてもらおうか深く考えていなかったので、後付けで考えました。
ア. 「何もしない」人はkenohiの空間と馴染むのではないかなあと思いました。どういう風に感じていただけたかを退店後に知りたいです。(先んじて以来に含めていなかったため、気が向かなければお応えいただく必要はありません。)
イ. 僕自身が、有名な方を前に何もせずにいつも通りいられるのかを確かめたい。
ウ. これをきっかけに、どれくらいの人にkenohiを知ってもらえるか試したい(ほとんどついでというか、強く期待するところではないです)
3. 結果
<ア> kenohiをどう思ったか
「よかったです。気の利いた事が言えずすみません。」
と言っていただけました。
充電をしながらスマホを触ったり、本を読んだりして過ごされていました。
プリン、穀物コーヒー、エルダーフラワーソーダを注文いただきました。
<イ> 僕自身は何もせずにいられたか
有名な方が来ても、動じたくないという思いがそもそもありました。
「○○さんですか!?」「サインいただいてもいいですか!?」
というふうに、騒がれたら本人からしたらいやだと思うのです。
どんな方にも気持ちよく過ごせる空間でありたいし、特別扱いもしたくない。
実際は...とても緊張してしまいました。。
僕の方がたどたどしくなってしまったし、一般のお客さんよりも接しづらく感じてしまいました。
「簡単な受け答えしかできないし...何を話せば...でもせっかく来てもらったのに、本当に何も会話しなくていいのか...?」
そもそも、会話をする必要もないのですが、なんだかそわそわしてしまいました。
未熟でした...。
<ウ> これをきっかけに、どれくらいの人にkenohiを知ってもらえるか試したい
これは、この記事を投稿してからも含めてなのでまだ結果が出たとも言えませんが、
・Twitterのフォロワー:100人くらい増えました
・Instagramのフォロワー:30人くらい増えました
4. 感想
レンタルなんもしない人 さんは応対がとても丁寧でした。
ツイートもしてくださいましたし、店内外の写真撮影についても確認してくださいました。
3件もツイートしてくださったのも、うれしかったです。
中でも、kenohiの特徴でもあるスマホ金庫を使ってくださったのがうれしかったです。
(普段は、勉強や読書の際に使う方が多いです。使用人数そのものは少ないですが。)
現在のレンタル料は、1万円+国分寺駅からの交通費です。
面白い経験ができ、満足しています。
5. おわりに(宣伝)
▼kenohiについて
2019年4月にオープンした小さな喫茶食堂です。
東京で一人暮らしをする人をターゲットに、「家よりも居心地をいい場所」を提供することを目指しています。
日常生活や気持ちを整える場所になればいいなあ、という想いで作りました。SNSは主にInstagramとnoteを更新しています。
▼店主ひかるについて
大阪府吹田市生まれ。神戸大学卒業。六本木のITベンチャー企業への就職を機に上京。3年間働き、退職。現在社会人4年目の27歳男性です。
kenohiをはじめた理由は下記にまとめています。
noteでは、毎月の収支報告や、kenohiで行うイベントや変更点などアレコレ書いています。
もしご興味を持っていただけましたら、スキ/フォローいただけるととっても嬉しいです。コメントも大歓迎です。
以上です。
読んでいただきありがとうございました。
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