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スケッチブックと色鉛筆


1週間の入院を終え本日退院。
我が家に戻る。
帰ると、あの日あの時のままの時間が
止まっていた。

散らかってるな〜

まず溜まった洗濯物があるから
洗濯機を回そう…ガーガーゴーゴーガタンガタン🎵

私、59才と11ヶ月。カウントダウン60。アラシスともいうのかしら?思い返すと節目あたりの年齢に何かしら体調に異変が起きる私。42才の時は、卵巣の摘出を行いました。この時、手術と入院を同時初体験!幸い良性腫瘍でしたので全く心配はありませんでしたが、開腹手術は苦しいですね💦二度と嫌です。なので、今回「腸閉塞」と診断になったとき「手術ですか?」といの一番に質問。「いえ、手術までは大丈夫ですが、すぐに入院が必要です」と言われ、あれよあれよと、あっという間の1週間でした。

とにかく大変でした💦 何が大変て、私バツイチ子なしのお一人様人生を只今歩んでおりまして、入院準備から手続き、そして退院まで全て一人での奮闘でした。一晩中、お腹の激痛に絶えたあと、お腹抱えながら車運転、個人病院へ…それ3回。最終的に誤診となり「市民病院へ行って下さい!」移動はまた自力運転…トホホ😩 卵巣手術の時は婚姻中でしたので、頼れる夫がいましたが、今回はオールバイマイセルフ!不覚にも誰かパートナーがいてくれたらなぁと頭よぎる瞬間でありました🤣いや、でもどうでしょう、愛がなければ返って傷付くことになるのかも、微妙なところですね🤫

10日くらいの入院と言われた時、痛い痛いと言いながら私が先生に放った言葉「一旦帰っていいですか?」看護師さんも驚き顔。「スマホの充電器とか持ってきたい」そうでしょ⁉︎ だって10日ですよ、、
「ご家族の方とか…」「いえ、私一人です」先生も看護師さんも渋々承諾してくれて、また自力運転で帰宅。道のりは20分ほど。お腹抱えさながら充電器、適当に下着、財布、思いあたるもの鞄に詰め込み、タクシーを呼びました… チャリーン💰そして最後にこれ、スケッチブックと色鉛筆。そうだ!これ!これを持っていこうとカバンの中へ。

激痛の中、私は強かった

今回のことで、これからの人生が見えてきました。我が身に非日常的なことが起きた時には自分しか頼れる者はいないんだなと実感し、勉強になりました。今日の退院も「お迎えは?」と看護師さんに聞かれるもんだから「タクシーで帰ります」と…心の中でクソッ💦と呟く私でした。看護師さんは何も悪くないのに🤣

今はコロナ禍なので面会はできない状態。他の患者さんも入院中はひとりぼっち。私と同じ状況😊でもそうじゃなかったら…隣の患者さんに息子夫婦が孫を連れて訪ねて来てキャッキャと笑う声がしたら、横目で不貞腐れていたのかな〜🤣🤣🤣

いや!私は泣かない‼️
後悔なんてしない‼️
一人でりっぱに生き抜くぞ‼️

これから降りかかる人生を覚悟を持って、しっかりと受け止める決心をした1週間でした。

ところで、このモンローの写真が天使のように優しかったので、いつか描こうと思ってたのですが、いい機会ができました😊

絵は人を幸せな気持ちにさせる… 。
誰かが私にそう教えてくれました。

絵心は子供の頃からありまして、絵を描くことは大好きだったけど、子供の頃は絵より勉強ができる方が絶対羨ましい!💦と勉強できない私は思っていました。でも今は違う😊 お勉強の成績より絵が得意で良かったとつくづく思います😚だって、私のモンロー作品を見た看護師さん達が、本当に喜んでくれたのですよ。私の素人絵でも人を癒すことができる💕恐縮するほど嬉しいことです。そしてそれは私にも大事なこと。絵を通して人との距離を縮めてくれる。これは生きていく上で必要なことでしょ、私の絵で誰かが喜んで、気持ち良くなってくれるなら、それはもうお一人様でも寂しくはないな👍


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