屋久島旅行2日目 縄文杉トレッキング
前日に「Yamakara屋久島」さんで、リュックや防寒着、靴等のレンタルグッズの引き取り済み。
起きれるか、完歩できるか、不安でいっぱいだった屋久島トレッキングの日。
午前4時に起き、支度をし、バスが迎えに来てくれる集合場所まで。
5時過ぎには荒川登山口に到着、前日に用意しておいた「ヒロベーカリー」のパンでエネルギーを蓄えて、いよいよトレッキング開始。ガイドさんとツアー客6人の、7人グループで出発。縄文杉まではトロッコ道8.5km、山道2.5kmの長い長い道のり。
まだ暗かったから、頭にライトをつけて、トロッコの線路道を歩きだした。
トロッコ道は木材の運搬用で1923年に開通したものだそう。現在は月に1度ほど、整備や緊急時に運行されているそう。
だんだんと世の中が明るくなって、朝日も少しだけ見られた。
暗いと気づかなかったけれど、結構怖いところを歩いていた!
高いところが少し苦手なので、ひたすら前だけをみて歩みを進める。
小杉谷集落跡
1970年頃まで、林業に従事する人々が暮らしていた。学校や商店もあったそう!
三代杉
倒木した木の上に二代目が育ち、その切り株の上に三代目が育っている杉。
三代目も樹齢350年のご長寿さん!
休憩も挟みながら3時間後、トロッコ道も終わり山道へ。ガイドブックにもよく掲載されている「ウィルソン株」に到着。この株の中の、とある場所から見上げると、ハートの形が見られる。
ペンギンのような木
夫婦杉
右の夫が2000年、左の妻が1500年、3m離れた2本の屋久杉が手を繋いでいるように見える。
こんな風に縄文杉までの道を楽しく面白い解説で連れて行ってくれた。ガイドさんは身体が大きくて、たくましい。「80kgまでならおぶって歩けますよ」と言ってくれる、ユーモアのある素敵な方だった。
そうして見所のウィルソン株と縄文杉。神秘的で迫力があって、自然の素晴らしさに圧倒された。縄文杉はもっと近くから見られたら良かったな。
帰り道の方が楽で、改めて一歩ずつ変わっていく目の前の景色を満喫した。
終盤に近づくと足が痛くなってきたり、早く到着したいと思い始めたけれど、振り返ると10時間のトレッキングはあっという間に終わってしまった。
スピリチュアルなものは信じていないけど、自然を歩く中で、綺麗な空気、美しい景色に悪いものを吸収してもらったような、心地よい疲れと清々しさが残った。
帰りはガイドさんが、家の近くだからって、車で送ってくださった。僕の出会うお客様はみんないい人なんですよ!とお話しするガイドのおじさん、優しくて温かい人だった。
夜はガイドさんにおすすめしてもらった居酒屋さんへ。カウンターで大将とお話しをしながら、美味しいお食事とお酒をいただく。魚が新鮮で美味しい!屋久島の焼酎も美味しかった!大将と話が弾み、12月にある東京での忘年会に誘っていただけた。そこで再会するのも楽しみ。
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