オタクがハリー・ポッターを見直すシリーズ「炎のゴブレット」編
ハリー・ポッターの映画を全て見直す為に有給を3日取ったオタクの感想箇条書きです。
※大変なネタバレを含みます。
四作目
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」
2005年
・また監督が代わり、今回で3人目になります。
これもね〜怖いんですよね〜。
日本の映倫区分は全年齢なんですけど、アメリカではシリーズ初のPG13(13歳以下の子供は保護者の注意が必要)です。
・クィディッチワールドカップのシーン大好きなんですよ〜!
みんな大好きセドリック・ディゴリーが初登場します。女の子達がソワソワしだすので、彼が「誰が見てもハンサムな好青年」だとすぐにわかります。
・ロンのパパが常に女の子達を気遣っているのがすごく良い。テントの中で1番先に「女の子達!ベッドを選んで!」とか、デスイーターに襲われた時も「フレッド!ジョージ!責任を持って妹を守れ!」とか。
格好いいんだよ〜!
・この回の、男の子達の髪の毛が異常に長いのはなんなんだろう?流行り?
ウィーズリーの双子がキムタクくらいロン毛で、地味に分け目が違って好き。
・ワールドカップの会場に「デスイーター」(ヴォの手先)が襲撃して大事件になります。誰かが侵入させたんですね。
デスイーターが出現したのは13年ぶり。ハリーが生まれた頃です。
・ホグワーツでは、「三大魔法学校対抗試合」が開かれます。
「ボーバトン魔法アカデミー」という綺麗な女の子ばかりの女子高と、「ダームストラング専門学校」という屈強な男子ばかりの学校がホグワーツに訪れます。こんなんみんな好きでしょ!!!!
「炎のゴブレット」が一番学園ものっぽい印象があるな〜。現代で言う体育祭とか文化祭とかプロムのようなイベントがあって、恋愛の要素が初めてちゃんと出てきます。
ハリーが列車の中で出会ってすぐに惹かれる、チョウ・チャンがめっちゃ可愛いんですよね〜!
・一年間で辞めてしまう呪いがかかっている「闇の魔術に対する防衛術」の先生として、ダンブルドア先生の友人であるムーディ先生がやってきます。
が、見た目も中身もいっちゃってる上に、常にウイスキーボトルを持ち歩いて飲んでいて、めちゃくちゃ怪しい。全部が怖すぎ。
・対抗試合に立候補できるのは17歳以上と決まっているのに、14歳のハリーが選ばれてしまいます。
大人の誰かが勝手にハリーの名前をゴブレットに入れたせいです。
ハリーの名声に嫉妬していたロンは、自分に黙って立候補したと思い込みハリーを責めます。
ロンはずっとコンプレックスがあるんだよね…。人気者のセドリックやクラムに憧れているし、親友のハリーはいつだって話題の中心だから…。
・今更なんだけど、大人の魔法使いは呪文を唱えないことが多々ありますよね。「ファンタスティック・ビースト」でもそう。
BLEACHで言うところの詠唱破棄に似ているのかな?
大人になると詠唱せずとも威力は衰えませんよ、みたいな。
・ドラゴンの試験が怖いんだよ〜!!
1番凶暴なドラゴンがハリーに当たったのは八百長なのかな。
ちなみに、エンドクレジットには「実在するドラゴンには危害を加えておりません」みたいな、ユーモアたっぷりの注釈があるらしい。
・舞踏会のシーン好きなんだよ〜!!
ハーマイオニーが超絶可愛くてな…。クラムが良い男でな…。
勇気を出してチョウを誘ったハリーがフラれてしまうところは、悲しいけどしょうがない。全部上手くはいかないからな〜。
ロンはずっとヘタレでイライラする。けど、まだハーマイオニーに対する気持ちを自覚していないのでこれもしょうがない。14歳ですからね…。
こういうイベントを格好良く楽しんでくれる男の子って良いよね!!ウィーズリーの双子とか、ネビルくんとか!最後までパートナーとダンスを楽しんでるのはここだけだった。
・最終試験で巨大な迷路の中を彷徨う選手たちですが、クラムがハリー以外の2人を襲おうとします。
間一髪のところでセドリックとハリーがゴールに向かい、2人同時に課題であった「ゴブレットに触れる」を完遂しますが、それが罠になっていてヴォの元に送られてしまいます。
セドリックが呆気なく殺されてしまって、ヴォが人の命をなんとも思っていないことがよくわかる。
・ハリーが対抗試合に出ることになったのも、ここまで順当に勝ち進んだのも、全てヴォの元に送る為に仕組まれたものでした。
ハリーはなす術なく血を奪われて、ヴォの肉体は復活してしまいます。
・見てて思うのはさ、ヴォは恐怖で人を支配していて、それは本当の仲間ではないからさ、ヴォが肉体を失っていた時に奔走した人は全くいなかったんだよね。
何より、誰かに愛された経験が一度も無いから、愛の強さがわからない。
境遇だけは似ているハリーとの大きな差としてずっと描かれるんだろうな。
ヴォはすごく可哀想な人でもある。
・両親を侮辱されたハリーが怒って、ヴォと決闘することに。
なんでここで2人の杖が繋がってしまうんだっけ?と思い調べたら、彼らの杖が兄弟杖だから。(同じ不死鳥の尾羽が使われている)
途中でセドリック、ハリーの両親、映画の冒頭で殺められた老人の幽霊?が出てくるのは、「直前呪文」らしい。兄弟杖はお互いを攻撃することができず、対峙した時に相手が直前に使った魔法が出てきてしまう。
幽霊たちがヴォを止めている一瞬で、ハリーはセドリックの亡骸と一緒にゴブレットを使って元の場所へ戻ります。
・ムーディ先生が錯乱するハリーを連れ出しますが、様子がめっちゃ変。
しきりにヴォのことを気にしていたかと思ったら、顔がボコボコと変形して全く別の男、バーティ・クラウチ・ジュニア(ヴォの手先)になってしまう。
常に持ち歩いていたのはポリジュース薬で、変身し続けていた。ポリジュース薬がトイレに詰まっていたい話や、ポリジュース薬の材料が盗まれているとスネイプ先生が怒っていた伏線はありましたが、私全く気付かず!!
・ゴブレットを設置したのはクラウチジュニア(ムーディ先生)で、ダンブルドア先生をも騙してホグワーツに潜り込んでいた。
クラウチジュニアは実は超優秀な魔法使いで、ホグワーツ在学時はハーマイオニーよりも成績が良かったらしい。
ヴォの手先となりアズカバンに収監されていたけれど、脱獄していたみたい。
本物のムーディ先生はずっと閉じ込められていた。
・ギリギリのところでダンブルドア先生達がハリーを助けに来て、クラウチジュニアは連行されるけれど、ヴォは復活してしまった。
・この後どうなるのか全く覚えていない!本を読んで映画も見たのに!
覚えていないので、調べながら見るのがとても楽しいです。ありがテェ〜😭
総括
イベントに参加するくせに本気で楽しむ努力をしない人間は何やらせてもダメ。
次回、「不死鳥の騎士団」に続きます。
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