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ねぇ聞いてよ!あの人ったら本当にムカつくんだから〜

「怒り」という感情が恐怖だった時期があった。人の怒りにも敏感だったし、なにより自分のなかから沸き起こる「怒り」が怖かった。人の怒りに触れると悪魔にでもでくわしたかのような気持ちになって落ち込むし、自分のなかから怒りがでてきたら今度は自分が悪魔にでもなったかのような気がして落ち込んだ。

だから、いつも「怒り」を抑え込んでいた。

でもね、
いちど飛び出した「怒り」を押さえつけると、私達の細胞に刻まれる。細胞の一つが「怒り」を抱え込むことになる。
「小さな怒り」1粒くらいなら負担になることはない。けど、その「小さな怒り」が積み重なりどんどん大きくなればどうなると思う?

だから、私は時間をつくって「悪態をつく」ことをオススメしている。

例えばね、会社の先輩に「なんでこんなこともわからないの?馬鹿じゃない。少し考えればわかるでしょ?」と弁解の余地もなく、怒られたとする。「はっ?先輩だって自分のストレスのはけ口にしないでくれませか??」と言い返すのでは品がない。

正論を言い返したいたいのは山々だけど、正論であればあるほど、こういう先輩はヒートアップする傾向が強い。ということはここでは「すみません、以後気をつけます」と流しておくのがよさそうでしょ。

問題は会社の帰り道。 

会社からの帰り道に、まだ先輩の流れ弾にあたってムシャクシャしているならば、そのムシャクシャは怒りを閉じ込めている合図。だから、怒りを実践しなければならない。

例えば会社の帰り道の電車で「くそー!!そりゃ私も悪い所はあったけど、あったけど、あんなに頭ごなしに怒ることはないよな!!私でストレス発散しやがって!!ちきしょームカつくゼ!!ムカつくゼ!!ムカつくゼ!あの先輩の頭ハゲでしまえ!!恥ずかしい形にハゲでしまえ!!」と呪いの呪文を心のなかで唱えて怒りに浸かる。そう、湯船に入って体を温めるように、いちど怒りを体に通す。面倒だけどもね。ここ重要なポイントです。

体から要らなくなった不必物はトイレに流すでしょ?「怒り」も同じ。時々チェックして流すことが必要になる。

ただ怒りは私の体をいちど通らないと消えてはくれない。だから、抵抗することを諦めて私は怒ってんだぞー!!とあえて飛び込んでいく。

占をしていて、知らない間に「怒り」を溜め込んでいる人が沢山いることにビックリした。

だから定期的に「ねぇ聞いてよ!あの人ったら本当にムカつくんだから〜」と怒ってみる。

反省は怒りの後でいいじゃない。

 






最後までお読みいただきありがとうございました。いつか、直接お会いできる日を心から楽しみにしています。

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