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#ファインダー越しの私の世界 について写真学科の大学生が考察してみる

どうも、こんにちは。今回はですね、時々見かける#ファインダー越しの私の世界 について、考察していきたいなと思います。このタグについてはですね、色んな方が疑問に思っていたり、逆に素敵だという意見があったり、クソサブカルが舐めてるとぶっ殺すぞ的な考えがあったりですね、賛否両論ある非常に興味深いタグだなぁと思いましてですね、ちょっと写真学科の大学生である私が(と言っても、落ちこぼれではある)ゆる〜く考察していきたいなぁと思いますので、お付き合いくださいませ。

まぁ、この記事を読んでるからには問題の#ファインダー越しの私の世界っつータグのことはあらかたご存知かと思うんですけれども、簡単に一応説明しておきますと、これは恐らく「良い感じの写真が撮れた時に拡散やいいねを狙うためのタグ」及び「写真好きな人と繋がりたい」っていう目的と解釈しております。お間違いがあれば、すみません。まぁガチでこのタグ使ってる人は「これが私の世界観やぞ」と「これが私が見てきた世界やぞ」と、そういう感じでは無いでしょうか。ファインダーガチ勢の人、これでお間違い無いでしょうか。

で、ここでなんとなくご理解頂けたかと思うので、じゃあ何故こんなに賛否両論あるのか、考察していきたいと思います。


まずは賛成派から仮説を立てていきます。
仮説1,このタグのツイートやインスタの投稿大体素敵だし、良い感じの写真がたくさんあって目の保養
→まぁなんとなく、分かる。普通に良い写真多い。たまに「ん?」ってのがあるけど、それは好みの問題なのでスルーします。
仮説2,いいねや拡散してもらえる
→まぁ本来タグってそんな目的だし間違いじゃ無いよね。
仮説3,己の投稿にこそこのタグがふさわしい
→先程のアレですね、これが私の世界やぞとイッツマイワールドやぞと。ガチ勢ですね。それ堂々と言えるのは普通にあの純粋に凄いのでそのまま自信持って写真撮り続けていってほしいですね。


私が思いつく仮説はこれくらいしか思いつきませんでした。多分、他にもあるでしょうが、次に反対派の仮説を立てていきましょう。
仮説1,クソサブカルが舐めてるとぶっ殺すぞ
→これは普通に怖いね。気持ちは分からんでもないけど
仮説2,それファインダー無いやつで撮ってるよね?
→スマホとか特にそうよね。#液晶画面越しの私の世界 だろ。ミラーレスとかは一概には言えないよね。EVF使ってるかもしれないしね。
仮説3,タグの綺麗な雰囲気とユーザーの浅はかな目的とのギャップ
→ガチでイッツマイワールドもいるけれども、中には「このタグつけときゃ雰囲気出んだろ」みたいなね、いいねとかフォロワー稼ぎのために使ってるのが気に食わないっていう感じですかね。ファインダー越しの私の世界っつー大層綺麗な言葉を使っているのにテメェの浅はかな黒さの人格が若干分かっちまうんだぜと。そういう感じですかね。

仮説は以上になります。じゃあ、ここでちょっと私なりに#ファインダー越しの私の世界 について考察しますね。

そもそも、ファインダーっていうのは、撮影する際にピント合わせたり、構図を決めたりする覗き窓のことなんですね。だからまぁ、このタグの意味はそのまま「ファインダーを覗いた時に見えた私なりの世界観なのよ」ってところですかね。でも、ここでちょっと言いたい。「ファインダーが主役なん?」これどういうことかと言いますとですね、レンズが被写体を捉えるじゃ無いですか。そこから光を撮像素子とかなんか色々てんやわんやして像が出来上がるわけじゃ無いですか。「えっ、ファインダーが主役でええの?」っていう疑問が残るんですね。もっと他に「#レンズが捉えた私の世界」とか「#光をデータ化してくれた撮像素子さん」とかファインダー以外にも着目すべきところあるやろ…と思ってしまうわけですね。まぁ、ファインダーからそのまま見た世界観を表現するための言葉なので、ちょっと論点ズレてしまっているんですけどね…。あっ、フィルムの人は撮像素子のことはガン無視でおっけーです。ただね、こう、多分、カメラとか機材好きな人からすると(私は全然そうでも無いのであくまで偏見)ファインダーよりレンズなんですよ。レンズが主役なんですよ。まぁ偏見なので、あまり気にし無いでほしいんですけどね。だからまぁ、なんか違和感がね、残るんですよね。ただアレですもんね。ファインダーから覗いてまんがなってことなんですもんね。しかも、なんか良いもんね。雰囲気あるよね。私はそんなん思わんけど。そう思ってしまうのが悲しいね。カメラの一部ですね、ってそれ以上もそれ以下でも無いもん。そこに「私の世界」なんてつけるんだもん。「私の世界」じゃ無くても良いと思うけどね。まぁその感性見習いたいね、うん。話ズレて、すみません笑 まとめるとですね、別にファインダーである必要性は特に感じないが、一般的に雰囲気あるとされるカメラの部品と言ったらファインダーである可能性が高いのでファインダー越しである、と。更に付け加えて、自分が見た景色を最大限綺麗に表現する言葉と言ったら「私の世界」やぞと、そういう感じでしょうか。

…と、まぁ仮説と私の偏見と意見丸出しな考察を交えてみましたけども、みなさんはいかがですかね。こうして文字に起こすと賛成派も反対派、どちらの意見も理解できるんですよね。まぁあまり間違った使い方をすると馬鹿にされる可能性が否めないので、そういうのが嫌な人は注意しましょうねってところでしょうか。別にスマホの人でもEVFつけてないミラーレスの人でも#ファインダー越しの私の世界 を使ってって良いんじゃ無いでしょうか。もうね、知らん。液晶画面がお前のファインダーや、お前の思うファインダーでええんや、心のファインダーや心。って感じじゃ無いでしょうか。すみません、雑になりました。私が一番嫌なことはですね、なんにしても否定から入ることです。間違っても良いんですよ。本人が良ければ。知識なんて後からいくらでもついてきますしね、別に無くても良いんですけど。ただね、このタグをつけようがつけまいが、あなたの作品の価値は良くも悪くも大して変わらないと思いますよ。それにね、作品を作ればディスられるのは当たり前なのでね、もうしゃーないです。ただまぁ、ディスられたからと言ってね、いろんな人の価値観や感性があって当たり前なので、とことん気のすむまで落ち込んだら、また次の作品をどんどん世に出していければ良いんじゃ無いでしょうか。みなさん、平和にいきましょうね。今回も特にオチはないです。それでは、また。

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