難しいの向こう側「Super Cable Boy」インディーゲーム紹介#7
どうも、マカロンです。
今回はSwichにて最近発売されたSuper Cable Boyという
ゲームを紹介していきます。
それではさっそく行きましょう!
「Super Cable Boy」の概要
このゲームは非常に難易度の高い2Dアクションゲームです。
主人公であるケーブルボーイがこの世界に存在するグリッチ(バグと類似語)を破壊するために大冒険を繰り広げます。
画面はゲームボーイを彷彿とされる懐かしいデザインと
きれいなドットで表現されています。
令和のレトロな海腹川背
初期状態のケーブルボーイの主なアクションは
海腹川背を彷彿とさせるワイヤーアクションです。
天井にケーブルを差し込んで足場の悪いステージを攻略していきます。
本家海原川背も結構な難易度ですが、このゲームも負けていません。
カセットを差し替えることで能力が変化
先ほど紹介した通り、最初は海腹川背みたいなワイヤーアクションですが、
ステージを進めていく中で使用できる能力(カセット)が増えていきます。
これによって既にクリアしたステージのいけなかった場所に行けるようになったり、ステージの途中で能力を切り替えて進まないといけなくなったりと
難易度が爆上がりしていきます。
「Super Cable Boy」の魅力
2Dでかわいらしいドットの画面と作者こだわりを強く感じる世界観、
また難易度が高いにも関わらず、「あともう一回...」とついついプレイしてしまう中毒性などこのゲームの魅力は多々ありますがその中でも僕が特にいいなと思ったものをピックアップして紹介していきます。
「Super Meat boy」を彷彿とされる中毒性
この記事で紹介しているのは「Super Cable Boy」ですが、非常に似たタイトルで「Super Meat boy」というゲームがあります。
タイトルやステージの難易度を見るに少なからずこのゲームの影響は受けているかなと感じました。
「Super Meat boy」もとても難しい2Dアクションなのですが、その中毒性はすごいです。死んでからのリスタートが早いのも一つのポイントですが、いけそうでいけないみたいな場面が多数存在します。
「Super Cable Boy」もこれに近しいものがあり、自分がチキったばっかりにギリギリ届かなかったり、繰り返しプレイしているとクリアはできないけど、少しずつステージを前に進めたりとついついプレイしてしまう中毒性はこのゲーム最大の魅力の一つだと思います。
迫力満点のボスバトル
このゲームはある程度ステージを進めていくとボス戦が待っています。
このボス戦ではその時点で自分が持ってるカセットの能力を主に使用して倒していきます。ステージを進むために使っていたケーブルがボスへの攻撃手段にもなってるという部分がとても面白いと思ったし、そういうシステム昔のゲームにはよくあったのかなって思うのでそういった点も世界観とリンクしていてとても魅力的です。
集めなくていいのに集めちゃう「オニギリ」
このゲームにはマリオでいうスターコインのようなアイテムとして
「オニギリ」が用意されています。
このアイテムは冒頭で集めても意味はないと公言されますが、それでもついつい集めたくなる魅力的なアイテムです。
ゲットするには通常ステージをクリアするよりも難しいルートを通って
なおかつクリアもしなくてはいけないので終盤になるととんでもない難易度の位置にオニギリが置かれていることも少なくありません。
逆に普通にクリアするだけではもの足りないプレイヤーにとってエクストラチャレンジみたいな要素で楽しめると思います。
ユーザーとしての感想
こういうゲームがやりたかった
以前に紹介したゲームもそうですが、僕はこの手の難しいゲーム性でありながらレトロは雰囲気を醸し出してるゲームがすきなのでそれだけでも大満足の作品でした!
クリア後にも遊べるステージが用意されていたり、特定のカセットがないととれない「オニギリ」をカセットを取得してステージを戻って取りに行ったりシンプルな2Dアクションの中に様々な工夫が施されていて素敵でした。
また、ストーリーのネタバレはしないので詳しくは言いませんが後半の方はとてもメッセージ性の強い内容になっています。
クリエイターとしての感想
今回とくに面白いなと思った演出なのですが、やられた際にこのような黒い画面に数字が表示されて最初はなんだかわからんかったのですが
実はこれ死んだ回数が二進数で表示されているんです。
別にたいしたことじゃないかもしれませんが、僕はこういうこだわりやどうでもいいところまで世界観にこだわれる作品こそインディーゲームのよさだと思っているのでお気に入りな要素です。
また」2Dアクションを有料で販売する際に求められるクオリティ、ステージのボリューム、構成、グラフィックも大変勉強になりました。
最後に
今まで紹介した中でもかなりボリュームの多いゲームとなりましたので、細かな魅力にも触れて紹介出来て僕としてもうれしい限りです。
2021年になってもこういうレトロな世界観を好きな人がリスぺクトをこめて作った作品にレトロを知らない人までもが引き込まれるってなんか言葉にできない感動がありますよね。
絵画や映画もそれに該当すると思うのでやっぱり知れば知るほど
クリエイティブって面白い
ゲームを作るにはやはりお金がないとできることが限られてしまいます。なのでよろしければどうか支援してくださるとうれしいです