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美味しいものを食べると世界が輝く


こんにちは。

今日は清々しい晴れだったので、自宅ベランダにて美味しいものに目覚めたきっかけのこちらを聞いております〜

味な副音声〜voice of food〜

フードエッセイストの平野さんがある食べ物のテーマについて、ひたすらに愛を語っていく素敵なPodcastです…

私が初めて聞いたのは、2020年の冬、「ショートケーキは背中から」回。
ホリデーシーズンにつき、ケーキが輝く季節。

「食べ物は一口目が1番美味しいはずなのに、なぜケーキは1番鋭角のところから食べるんだろう。1番表面積が大きくて、より味わえるのは背中の方なのに」という言葉を聞いて、すごくビビッときました。確かに…。

そうこうしているうちにクリスマスイブ。
ゼミ終わりに友達と、寒さ・寂しさをしのぐために学校近くのカフェへ!
そこには「今日食べなければいつ食べるんだ!!!」と言わんばかりのショートケーキが待機していました。平野さんのお言葉を意識して、いざ、実践。

Pretty Thingsさんのショートケーキは正統派でかわいい。

雪のように真っ白でふかふかしたクリームも、しっとりスポンジも派手な感じはないけど主張しすぎないPrettyThingsスタイルが落ち着いていて好きです。そしていちごの存在感!赤が鮮やかで完璧なコントラストです。
背中から食べるとこんなにもクリーム、スポンジが口いっぱいで圧倒的幸福感。
うん。確かに、こっちの方が一発目から表面積が大きくて嬉しい。素晴らしいです。

私は幼い頃は欲望に忠実にチョコケーキ派でしたが、大人になるにつれ、やっぱり原点。ショートケーキに戻ってきてしまいました。

平野さんのPodcastは、圧倒的な食べ物への愛、そして分析力、考察、抜群のワードチョイスでの表現や解説がもう…私の胸にガツンと刺さるんです。これまた…。

特に好きな回は、teteriaの大西さんというスペシャリストをお招きした、「紅茶への愛、そして戸惑い」回や、「冷たい紅茶の季節ですね」回。ちょうどこの季節にぴったりです。グラグラに沸かした熱いお湯でじわじわとお茶を抽出して、氷できゅっと締めたお茶をカンカン照りの日差しの中飲みたい…。

すごく感動する点としては、食というみんなが毎日複数回行っている行為に対して、こんなにもフォーカスして分析することで、今まであったことをなんでこんなにも疑わなかったんだろう。と気づけたことです。
例えば、棒付きアイスに関して、「大体の食べ物は食べすすめていくにつれて、最後になると飽きてくるけど、棒付きアイスはその構造上、最後になるにつれて集中しなきゃいけなくなる。そんな食べ物って他にはないと思う。」っていうことを聞いて、はっとしました。

いつもそんなこと考えていたらキリがないだろうけど、笑
でも、そんな細やかなことに感動できること、気づけることって幸せだな〜と思いました。
何よりも、このPodcastのおかげで美味しさを構成する要因に自然と気づく習慣ができて、何倍も毎日がキラキラしてるということが嬉しい!
お母さんの美味しいご飯も、どこが美味しいかを自分なりに表現できる!
お店で頼む時も、毎回出てくるたびに感動…。

最近食べたものを少しピックアップ!

下北沢/新雪園のエビチリ定食。
塩ちゃんぽん。野菜が増し増しレベルでたくさん。うまみがすごい…

ここのエビは、はち切れる手前ってくらいプリプリってより、もはやパリパリでした。

自分の幸せだったものってどんどん発信して、それをキャッチした人も体験して…っていう流れってマイナスなこと無くないか!?と気づいてしまった私なんですが、特にご飯とか食事ってみんなが幸せになる要素しかないし、1番の平和なのでは…と常々思います。楽しい時だけでなく、辛い時、悲しいとき、疲れた時ですら励ましてくれる、一息つけるそんな食事の可能性というものを改めて感じました。

それでは🌞

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