自分を伝えること
学校から出ているレポートで、論述課題があった。昨今の地球温暖化について考えを述べたり、自分が思う「豊かさ」について書いたり。面倒くさがりながらもキーボードを叩いていて、ふと気がついた。
昔よりも書くスピードが上がっている。
つい最近まで、自分の意見を伝えることが苦手だった。読書感想文や作文はもちろん、メールや電話も嫌いだった。あとは、去年も似たような課題があり、うんうんと唸りながら思ってもいないことを何となくそれっぽく書いていた。
でも今の自分は、自分が考えたことを言葉にして伝えることが出来ている。自分に何が起こったのか、理由はすぐに分かった。
そう、このnoteだ。
noteを始めてからかれこれ一ヶ月くらい経つが、毎日欠かさず記事を投稿してきた(短いつぶやきの日もあったが)。それによって、自分の意見を書くことが得意になってきたのだ。
そもそも、なぜ意見を伝えることが苦手だったかというと、伝えることによって誰かに馬鹿にされるのではないかと思っていたからだ。自分の意見や間違いを笑われたり否定されたりすることが、何よりも怖かった。
でも、今は違う。
記事を読んだあとに「スキ」をしてくれる人がいる。ありのままの自分を好きだと言ってくれる人がいる。私は貴方に、勇気と自信をもらっている。
思いきって外に飛び出したら、世界の広さや美しさを自分で確かめることができた。昔みたいに自分の殻に閉じ籠っていたら、きっと気付けなかった。
大袈裟かもしれないけど、私にとってはそれくらい大きな出来事なのだ。
上手な文章を書くことはまだできない。実力もあまりない。でも、たとえ拙くても、下手くそでも、好きだと言ってくれる人がいるから、私は文字を書き続けられる。この場所で生き続けることができる。
だから、いつもありがとうございます。
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