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片目を閉じて活字を追う。

池袋母子餓死日記を読了した、他人事ではなくて。自分も年金暮らしだし、何年も病気を患い。豊島に住んでいた時は年金も無く(申請しなかった)食事も取れずに、固形物を食べようとすると吐いたり血尿とかが出ていた時期があり、体重も38キロしかなくて。

急性期の閉鎖病棟に入院するしか無かった。

でも、この日記のおばあさんは凄く強くて、誰にも頼らずに寝たきりの病気の息子の介護をして、自分も病気で歩けないのに、足を叩きながら痛いの我慢して買い物に行って、息子に食事をさせて、息子も我儘も文句も言わずにお母さん(おばあさん)の味方で。

周りの人は、このおばあさんを。誰か、誰でもいいから気にかけてくれなかったのかなぁ。国も、助けてくれなかったのかぁ。餓死するのは、本当に苦しい。

礼儀正しい、息子想いの、優しいおばあさん。他人事ではないよ。知ってたら、絶対助けてあげられた。

そんな哀しみに襲われながら、結膜炎と皮膚炎と眼瞼下垂で開かなくなった左目から、涙が流れた。

私は、多分孤独だ。旦那と医者意外と会話をしたのがいつなのか思い出せない。

ネットやSNSでぽつり、愚痴を零すだけ。

今日病院で、主治医に「消えたくなっていませんか?貴方は危ないから気をつけてください。元気になると、本当に不味いですよ。」と言われた。

消えないように、気を付けて生きたい。

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