動機づけから見える「学ぶ意義」とは・・・?
みなさんこんにちは!KIRAです!
今回は最近読んだ本である、
「学ぶ意欲の心理学」についてまとめていきたいと思います!
では早速いきましょう!
まずはじめに、この本で重要なキーワードとして、
”動機づけ”
という言葉が挙げられます!
皆さんは動機づけについてどのような印象がありますか・・・?
英語ではMotivationといい、2つの意味合いがあります。
1つ目は他の人を動機づける、2つ目は人の心の中にある「欲求」のようなものですね!
実は、この動機づけには階層性があります!
有名なのはマズローの欲求段階説ですね〜
また、本書では基礎心理学の古典的研究として、
外発的動機づけと内発的動機づけの2つについてまとめられています!
外発的動機づけは、学習するためには何か物質的な賞罰とか、称賛・叱責が不可欠だと考えられており、行動主義の理論からできているものになります。
それに対して、内発的動機づけとは、ある活動をすること自体を自己目的化することで、知的好奇心により学習を行うことを指します。
筆者の市川伸一先生は、これらの学習動機を「次元化」という方法で整理しており、
1充実志向:学習自体が楽しい
2訓練志向:知力を鍛えるため
3実用志向:仕事や生活に活かす
4関係志向:他者につられて
5自尊志向:プライドや競争心から
6報酬志向:報酬を得る手段として
の6つに、学習の功利性と学習内容の重要性で分類しました!
(これを「学習動機の2要因モデル」と呼びます。)
ここで大切なのは、
「最初は、外発的動機づけでも、報酬志向でも、関係志向でも構わない!」
ということです!
最初から勉強が”オモシロイ”と思って取り組めるのはごく少数であり、強制されたり、報酬が目的化したり、友達がやっているからでもいいです!
ですが、
次第に「なりたい自己」が見えてくると「なれる自己」との兼ね合いで
”自分の人生をどう進めていきたいか”
が決まっていくと思います。
勉強は「自分の目標や可能性を広げるための機会」であり、
「目標が決まらないとやる気が出ない」
のではなく、むしろ
「目標を見つけるためにこそ勉強をする」
ということが大切だと思いました!
現在はコロナの影響もあって、
自分で学習する機会が今まで以上に増えたり、
生き方を見直すことも多いと思います。
さらに、学ぶことのできる環境が
たくさんオンラインでもオフラインでも広がっているので、
みなさんもいろいろなことに興味を持って取り組んでみると、
きっと将来のどこかで、その学びが活かされるかもしれませんね!
実学(実社会で必要な学び)を追い求めることが是とされる現在ですが、
今、学んでいることが必要かどうかは
将来生きていく中で答え合わせできるものであり
表面的に「この学びは必要だった」と思えることもあると思いますが
そのように気づくことができないことも多々あると思います
ですが、「自分の人生を彩るスパイス」に、”学び”はなると思います!
少しポエミーでした(笑)
今回は以上になります!いつも最後までご覧いただきありがとうございました!
ではまた!
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