子どもより先に大人が笑顔になる社会に
大人の心に絵本を届けるようになって12年が経ちました。
なぜ?私が大人の心に絵本を届けるようになったのか聞いてください。
1.はじめまして!
初めてnoteにチャレンジします。
絵本に大きな豊かさや多面的な可能性を感じてから、子どもの心だけではなく、大人の心にも絵本を届けたいと思うようになりました。
私の個人のHP(Sapporo えほんの森)も開設していますが、
このnoteに私の感じる絵本の魅力やつぶやきを書いていきたいと思います。絵本学も学んでいる途中なのでリフレクションも書いていきたいと思います。ぼちぼちとね。
2.エピソード
私は子どもの成長に関わる幼児教育の現場が大好きでした。
天職と思える幼稚園教諭や幼児教室講師をしていた数年前にショックな出来事がありました。それは「笑えない2歳の女の子」を受け持った時です。
きっと彼女は、クラスのみんなと一緒に笑っていたと思う。(心の中で)
でも、表情筋が動いていなかった・・・。笑顔がなかった。子どもはみんな笑っている!そう思い込んでいた私はとてもショックを受けた。
毎回お迎えに来るその子のママもパパはほとんど笑顔を見せてくれることはなかった。きっと家庭に事情があったのだと思うことにしました。
子どもは一番身近な人の影響を強く受ける!
表情筋を動かすことも声を出して笑うこともけして当たり前ではないことを
あの子が教えてくれました。
そして私は子どもより先に大人を笑顔にしなければならない!と思い、
大好きな幼児教育の現場を卒業することに決めました。
3.ミッション
それから、大人が笑顔にしてくれるものは何だろう?と模索を始めました。
音楽・スポーツ・美味しい食事・美しい花々・・・どれも大人を笑顔にしてくれました。
ある時お友達が「絵本セラピー」という大人向けの絵本ワークショップに誘ってくれました。なんと!
ワークショップが終わった時にグループの皆さんが笑顔になっているではありませんか?絵本=子ども。いいえ、絵本➡子ども&大人のためのもの。
幼児教育に携わってきた私のすぐ身近にあった「絵本」には、大人の心の扉を自然に開く力があり、豊かな人生に誘う力があることを感じたのです。
いま私のミッションは、
【絵本のチカラをかりて「子どもより先に大人が笑う社会を作りたい」】