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言語化できない=わかっていない

今日も学びの多い一日でした。

言語化できないことは、分かっていないこと

自分では分かっているけど、言葉で説明できない。
これは、あり得ないこと。わかっていない。

無意識のうちに進めてしまっている行動は、言語化できない。長いこと同じような仕事や、同じような思考の人とばかり接していると、考えなくても出来てしまう。

阿吽の呼吸や、一聞いて十を知る領域。

ずっと、この領域まで行くことがカッコいい、仕事が出来る人だと思ってきました。

でも、仕事が早く、正確にこなしてくれるベテランに対して若手が事細かな質問をすると、だいたいこんな感じ、後は自分で調べろ、となる。上手く説明できない。

この状態でも、変化が必要ない場所であればよかったのだが、現代ではそうはいかない。


人の脳は、生命維持に力を配分したがる。

考える、ということは疲れるオマケ機能。

なので、油断しているとすぐにショートカットの回路が完成して、考えることをやめてしまう。

なぜこの方法でやっていたのか理由すら忘れてしまう。

一方で、現在の若年層は、意味のわからないことをやらされる事に、大変な苦痛を感じるそうです。

以前のように、上からの指示はとにかく聞く事が正義という精神論的な世界観は通じません。

当然、時代の変化に対応なんて絶対に出来ません。


今からでも遅くはない。

ベテランほど、自分が行っていることの理由を言語化してみて欲しい。

それによって、今までの仕事に意味が加わり、下の世代へ伝えたい事が正確に伝わります。
お互いの更なるレベルアップが期待出来ます。

きっと違った世界が見えて来ると思う。

私は今、未経験の業務に携わっていることで、沢山の気付きが得られ、周囲にフィードバックできている。

ショートカット回路ができてしまっても、それに気が付ける自分で有りたい。


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