すれ違い
会話がすれ違うのは、なぜ…?
人は、相手に対して持っている元々の印象と結びつけて、その人との会話の元や先を意識し、頭の中で作り上げた相手に話すように、言葉を口にする。
その元々の印象が強いと、何を聞いても聞かれても、同じような返答になりかねません。
例えば、仕事でよく失敗している部下からの質問に対して、上司は「また失敗したのか?」と、最初から失敗を聞くモードで会話をスタートさせます。質問内容が、普通の確認会話であったとしても、それを聞いてくるのは、また何か失敗したのか?と質問内容を失敗と結びつけて聞いてしまいます。
完全なすれ違いです。
であるならば、相手が自分の事をどんな印象で捉えているのかを、良く観察し確かめる事が、すれ違いを少しでも無くす第一歩だと思う。
もちろん観察するのは、相手であるとともに自分自身をもよく観察したいですね。
普段の自分の行動や言動は、この人にどんな印象で捉えられているのか?と、自分を理解すること。
会話は、会話をする前から始まっています。
相手は今どこにいるのか?
そして、相手の中の自分は今どこにいるのか?
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