たけたけ短歌
むかし。わたしにまだ実家というものがあった頃。小さな犬を飼っていました。勝気で明るく、なんだか憎めないいいヤツでした。(男の子)
「犬」
顎上げて空気と気配嗅いでいる 犬には犬の天国がある
ちゃんとするって向いてないから うっかりだけが人生だ
むかし。わたしにまだ実家というものがあった頃。小さな犬を飼っていました。勝気で明るく、なんだか憎めないいいヤツでした。(男の子)
「犬」
顎上げて空気と気配嗅いでいる 犬には犬の天国がある
ちゃんとするって向いてないから うっかりだけが人生だ