見出し画像

【キャリアを考える】 キャリコンの現在地

世の中にいろんな資格がありますが、
キャリコンはいちおう、5年ほど前から国家資格ですが・・・
持っていても、あまり役には立たない…という意味では、なかなか最強です笑

先日、キャリコン仲間の方が、職場には資格がなくても相談業務に携わっている人がいてね…とちょっと不満顔でした。

でも、まだまだキャリコンの資格なんて、その程度。
求人を見ても、資格必須ではないことも多いですしね。

そのあと、彼女とちょっとした意見の違いで話し込みました。

その職場で彼女は、その資格のない方に、
「○○さんは、どうして相談者の心が掴めるのか?」と訊かれ
「私は資格を持っているから」と答えたんだそうです。
相手もそれで結構納得したんだとか。

でも私は、「そこは資格があるから、ではなく、そういうカウンセリングの知識や技術を勉強したからでは?」と思いました。だからそう言いました。

「水戸黄門の印籠みたい?」と彼女は笑いました。
「私、資格オタクなのよ。がんばって勉強した結果として資格があるの」

なるほど・・・。
私はヒトの相談に乗れるような仕事をしてみたくて、キャリコンに挑戦しました。
私がCDAという資格を取得した当時はまだ民間の認定資格でした。
でも、カウンセラーを名乗りながら、いつも悩み、迷うことばかり。

傾聴&受容&共感だけできたところで、
「なによ、全然役に立たないじゃん!」と思われるわけで。
「私、キャリコンだから!」なんて、まだまだとても自慢できません(笑

冒頭でもお話したように、
キャリコンは持っていても、就職に有利に働くとか、仕事には困らないとか、
そんなに恵まれた資格ではありません。
キャリコンの社会的地位といえば、まだまだ、まだまだ、まだまだ。。。

風邪をひいたら病院へ行くくらいの感覚で、
人生に悩んだらキャリコンに相談に行く。
社会のなかでそんな存在になる日は来るのかなあ。

キャリアとは、自分の人生の生き方のこと。
ちゃんと自分で考え、自分で選んで、納得して進んで欲しい。
そのためにキャリアカウンセリングはあると思うな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?