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【ニューヨーク】と【ロサンゼルス】体験談を元に比較しました。
皆さん、こんにちは。留学コンサルタントのマサです。
最初に少し私の自己紹介をします。私は1998年に渡米して、現在22年間アメリカに住んでます。最初15年間をニューヨークで過ごし、その後ロサンゼルスは7年目です。
ニューヨークでは語学学校、大学、会社設立をしました。その後、ロサンゼルスに移住しました。
ニューヨークは私にとって憧れの大都会。
ロサンゼルスは私にとって南国の小都会。
どちらの街も魅力的で、沢山の外国人が旅行に来る理由がわかります。ニューヨークとロサンゼルスどちらが良いか聞かれるたびに、いつも決めることができません。
本日は私の体験談も合わせて、二つの都市を比較します。皆さんが留学する時の場所を決定する、助けになればいいなと思ってます。
憧れの大都会:ニューヨーク
ニューヨークは人口約820万人、全米で一番人口の多い街
人口密度は全米で2番目の人口密度10630人/km2
1番人口密度の高い都市はニュージャージー州ユニオンシティー
マンハッタン島のみの人口密度は25846人/km2全米で最大の都市。
経済規模が1兆ドルを超える大都会金融、ファッション、アート、エンターテイメントの中心
ニューヨークに住むメリット
1.交通機関の設備などとにかく便利。
市が運営する電車、地下鉄、バスなど24時間稼働しています。
マンハッタンは小さな島なので自転車、タクシーなどでも移動はしやすい。
2.音楽、アートには最適な場所。
ジャズの聖地、ゴスペルやヒップホップなどブラックミュージック発祥の街。音楽はニューヨークのあちこちで生活に密着しています。また、アートではジェフ・クイーズやKawsなど世界的なアーティストが住んでいる街です。
3.遊び場所の多さはアメリカで一番。
マンハッタン全てが遊び場です。散歩しているだけでも、絵になる街。買い物、観光、ミュージアム、食事、バーやクラブ。全てがマンハッタン島に集結しています。
4.マンハッタンの治安は大部分が安全。
ニューヨークの中でもマンハッタンの治安は1990年代にニューヨーク市長:ジュリアーニ氏によって、警察を増員したことで治安はかなり改善されています。ハーレムなど一部の地域を除いて、治安はかなり良いです。
5.外国人が多い。
白人が30%程度でアフリカ系アメリカ人やヒスパニック系アメリカ人がほぼ同数の人口の比率です。アジア人も10%程度いるので「人種のるつぼ」と言える都市です。
6.とにかく、都会。
世界から人が集まり、アメリカの中心ではなく世界の中心です。世界中の文化がミックスした大都会です。日本人は約80000人ほどが住んでます。
ニューヨークに住むデメリット
1.人口密度の高さ。
人口の多さが全米一位の大都市、全ての場所が人で混雑しています。マンハッタン島のみの人口密度では東京23区より高いです。
2.気候が夏は暑く、冬は極寒。
11月から3月ぐらいまで冬。特に1月&2月の真冬にはマイナス10度ぐらいまで下がる日があります。
6月から8月の夏は30度を超える真夏日が多く、湿度も高いので東京のような暑さです。
3.物価が高い、特に家賃。
物価はアメリカでも上位の都市です。マンハッタンで30万円でも良いアパートを見つけるのは難しいです。東京よりも家賃が高く狭いアパートがたくさん存在します。アパートなど古く、断水、停電などのトラブル頻繁。高額な家賃でも、アパートのビルは古いです。断水や停電は稀にあります。また虫、ゴキブリ、ネズミなど駆除しても頻繁にでます。
南国の小都会:ロサンゼルス
西海岸最大の都市カリフォルニア州ロサンゼルス市。人口は約350万人。全米2番目です。人口密度は、面積が広いので3000人/km2。
ロサンゼルス郡:ハリウッド、ビバリーヒルズなど含め約1000万の人口です。カリフォルニア州はイギリスの国のGDPを上回り世界5位、全米では一位です。
ロサンゼルスに住むメリット
1.車を運転すれば便利。
ロサンゼルス郡の大きさはほぼ新潟県と同じです。移動には車が必要です。車があれば、アクセスは全てフリーウェイ(高速道路)が繋がっているので移動しやすいです。
2.マリンスポーツの盛んなビーチシティー。
ロサンゼルス郡の海側は全て街になっています。サ−フィンのメッカ、一年中できます。気候が最高に良い。
3.ロサンゼルスの気候は世界で一番良い。
5月から10月は初夏から夏、最高気温30度ぐらい最低気温が15度ぐらいで湿度も低めなのでクーラーがあまり必要ない気候です。
12月から2月の冬、最高気温18度ぐらい最低気温が8−10度ぐらいです。
4.外国人は多いが、アジア人への偏見あり。
白人とヒスパニックでほぼ人口の80%は占められてます。アジア人への偏見はニューヨークよりはあります。しかし他の州に比べればアジア人は多いので心配するほどではないです。
5.都会と自然のどちらもある住みやすい都市。
ロサンゼルスなど都市の周りには大自然があります。山と海に囲まれたカリフォルニア州という大自然の都会は住みやすい街です。
6.大学や語学学校が沢山あるので選びやすい。
UCLA,USCなど有名大学やカリフォルニア州立大学など多数の大学があり。また語学学校や専門学校など教育に力を入れている州です。
ロサンゼルスに住むデメリット
1.車の渋滞。
一人一台必要なロサンゼルス生活。約1000万人の人口のいる都市は主要道路はいつも渋滞です。ロサンゼルスは出勤で渋滞して遅れても少しは許してもらえる会社あります。
2.治安はニューヨークよりも悪い。
ロサンゼルス市の治安はニューヨークよりも悪いです。犯罪率も高いです。ただ、治安の悪い場所と良い場所がはっきり分かれているので見分けやすく。
3.治安の良い場所ではトラブルは少ない。
物価が高い、特に家賃。ニューヨーク同様に家賃は高いです。ただ、同じ家賃でニューヨークよりは広い家は見つかります。
4.自然が多いので花粉症の人はきつい。
気候が良く自然の多いロサンゼルスでは、花粉症を持っている人はキツイです。私も毎年春と秋に薬が必要です。
5.山火事が数年に一度ある。
数年に一度は、山火事が起きます。夏の終わり頃9月から11月ぐらいに空気の乾燥と強風で広がります。特に近年は毎年大規模な火災がカリフォルニア州のどこかで発生してます。
結局どちらが住む場所としては良いのか?
結論としては、やっぱり決めれないです。ただ、若い時にニューヨークで自分を磨きました。自分はニューヨークに住んでビジネスで成功できたという自負がある。
ニューヨーカーはこう言います。
「ニューヨークで成功できれば、何処に行っても成功できると」
私は自分の決めた、最初にニューヨークに行ったことは間違ってなかったと思ってます。そして今ロサンゼルスに住んでいる事をとても貴重な時間だと思ってます。
僕は愛媛県で生まれて、ニューヨークで育って、そして今ロサンゼルスに住んでいると思ってます。ニューヨークに若い時に住んだ事が正解でした。ロサンゼルスに今住んでいる事も成功です。
アメリカは広いです。ニューヨーク、ロサンゼルス以外にも沢山の良い都市があります。皆さんにも自分の大好きな街を選んで、そしてその場所で勉強、遊び、成長していってください。有難うございました。
今日は以前僕が見た面白かった映画紹介します!超有名な主役の2人、とても良い演技です。まったくシリアス感のないコメディーなので楽に楽しめます!
本日の名言は
My future starts when I wake up every morning by Miles Davis
未来は、毎朝起きた時にはじまる。
アメリカのジャズトランペット奏者 マイルズ・デイヴィス氏の名言です。
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