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優しさを装った人が隠しているものは?

Twitterで優しさについて書かれていて唸った。優しさを装う人は、それが通じない人に攻撃的になるという様な事が書いていた。

引用しようと思ったけど、なんか権利みたいなあるだろうからやめとく…個人的には、SNSって発言する権利や責任もあるけど、それと同様に消す権利もあると思っている。書いた事消しやがってみたいな事をよく見るけど、何となくその意見には違和感がある…なんとなく…

話が逸れてしまったが…もどしまして優しさを装う人の話。

優しさを装った人の特徴<私調べ>
1、八方美人が下手なのに八方美人になりたがる
2、揉め事が実は好きということを隠している
3、自分は嫌われていないという根拠のない自信がある
4、自分が求めているものに鈍感。
5、プライドが高い

優しさを装った人。すなわち直属の上司。私の一番身近で優しさを装った人を考えて一番先に思いついた。思うようにならないとすぐ拗ねる。にも関わらず拗ねてる自覚がない。思い通りにならないとすぐ放置する。にも関わらず放置してる自覚がない。
私は今までこの上司のことを中立を勘違いしてる人だと思っていたのだけれど、よく考えるとこの中立を勘違いしてるというのは優しさを装った人の一部なだけな事に気づいた。
1、八方美人が下手なのに八方美人になりたがる=中立を勘違いしてる
ということだなと思った。

先日この上司と冷戦状態の女子グループが、一気に彼に攻め込んだ。
彼女達は、どのにでもいる偉そうなのに何もしないお局の横行に痺れを切らしていた。そして彼は散々彼女達の話を聞いた。女同士の揉め事があるたびに『わかるよ〜』と言いながら聞き続けた。そして何もしないどころか、こともあろうに彼女達が望む事と反対の事をした。お局の優位を許したのだ。それに怒った彼女達。気づいた彼は『僕の立場もわかってくれ。君達と同じ立場なんだ。あのお局には逆らえない。』と言い始めた。それを機に冷戦は、戦争となったのだ。
ただ残念な事に彼は、自分がそれまで冷戦の真っ只中だった事に気づいていなかった。ここが彼の可哀想なところだ。だって彼は、中立だと思っているからだ。
何か揉め事が起こっているのを黙って見ている。というのが彼の思う中立なのだ。そして事が済んだ後で我先にどっちにも寄って行く。『わかるよ〜』と言いながら。
2、彼は揉め事が大好きだ。
『わかるよ〜』と囁くことが彼にとっての中立なのだ。その中立を発揮する場所がすなわち揉め事なのだ。僕は、中立。口癖は『どっちの言い分もわかるんだよ』<みんな僕だけに話するんだよね。頼られてるから←という勘違い>。なので彼からしてみれば、今回の彼女らの攻め込みを突然当て逃げにあったぐらいの感覚でしか思っていない。
3、自分は嫌われていないという根拠のない自信があるから
なぜ彼女たちから攻め込まれているのが全くもって理解できない。『だっって今まで僕に頼って話をしてきたじゃないか。』と彼は思っている。でも彼女達は、そうは思っていない。『聞いてきたから話をしたのに、何もしないどころか向こうの言い分を聞いて平気な顔をして!』と言ったところだ。彼女達がそこを指摘すると、『本当は、君の見方だけれど上司の手前仕方ないんだ。わかってくれ』と言い始める。いわゆる不倫に向いてないのに手を出す男と一緒なのだ。《因みにそういう男に限って割り勘を断らない。金にせこい男との不倫は、最悪だ。》彼女たちからすれば『はぁ?』である。いけしゃあしゃあとそう言ってのける彼に、余計苛立ちを募らせる。
その言葉が通用するのは、本当に好きな男から発せられたそれだけなのだ。だからこそその勘違いが二重に苛立たせる。『自分がモテてるとでも思ってらっしゃる?』


そんな事なら色々首を突っ込まなければ良いのに……というのはごもっともな意見だけれど、彼にはそれができない。
4、彼は、自分が求めているものに鈍感だ。
彼は、ただモテる自分でいたいだけなのだ。頼られたいし、出来れば自分を取り合って欲しい。恋愛の相談に乗ってもらってた幼馴染の男の子だったはずなのに、気付けば彼の事が実は好きになってた!的な恋愛物語系の漫画とか間違いなく彼の十八番のはずだ。なので聞かなくても良い話を聞いてしまう。不倫下手男によくある、『おれモテちゃうから』と言いたいが為に安っぽい優しさを振りまくピエロなのである。モテると言いたいがためにお菓子をばらまき、人の話を聞く。
つまり、優しさの矢印の先は必ず自分に向いている。優しさを装って隠しているもの。それは、自分に対するエゴなのだ。なのにその事に気づいていない。

彼は、冷戦状態との自覚がないまま攻撃を受け、被害者ヅラをし処理不能となり彼女たちを放置した。今攻撃しても負け越すことだけは見えたのだ。
5、彼はプライドが高い。
彼が冷戦状態と自覚ないことに、女子グループはもっと苛立つ。そして彼の放置に、女子グループはもっと苛立つのだ。そして彼はタチが悪い事にその攻撃的な気持ちを押し殺せず、誰かに相談という名の『察して憐んで!』を行う。ピエロは憐れみを持たれるとおしまいなのに、彼は自分がピエロの自覚がない。決して自分が悪いという事だけは認めたくない。この手の優しさを装った男ピエロは、とにかくバグる。
どんな時にバグるのかというと自分の優しさが分からない人と出会った時処理不能となりバグる。バグったフリじゃなく本当にバグる。
自分の優しさが届かないと分かると途端に攻撃的になる。いわゆる、給湯室で自分の悪口を言われていたことを聞いてしまうと『俺いつもお菓子自腹で買ってあげてるのに、あいつ感謝もなしかよ』的に怒るのである。それが、『自分がよく思われたくてお菓子を買っていたから結果として見返りが悪口になっている事にイライラいした』という考えには、残念ながら至らない。彼は、自分の求めているものに鈍感で、自分は好かれているという根拠のない自信に満ちているおかげで処理不能になるのだ。そして、苛立ちの理由がわからない彼は、攻撃的になり重箱の隅をつつくような注意を、あえて仕事上でしたりするのだ。本当にタチが悪い。彼女達の攻撃に対してもバグった。

それでも憐んでもらえないと安心できないのですぐに相談する。もう堪え性がないのだ。相談された場合、褒め憐れまないと拗ねるので、この上司から相談された時は、基本的に彼が欲しい言葉を投げかけ、可哀想だと憐れむ。注意される事には抵抗があるのに、残念ながら憐れまれることになんの抵抗もない。そうしないと次は、私の重箱の隅を突いてくるのだから。

そんな冷戦の話があった矢先のTwitterだった。
『優しさを装う人は、それが通じない人に攻撃的になる』
唸ってしまった。

私は親切や優しさを装いながらその中にエゴが隠れている人や自覚のない攻撃をする人が苦手だ
逆に自覚なく親切や優しさを持ってる人や、エゴだとわかって攻撃する人は好感が持てる。

あなたの周りにもいないだろうか。そういう優しさを装った上司が。
何だかTwitterを見てスッキリした。もやもやした心理状態が、言葉になり明確になっていくとスッキリするものだ。Twitter様様である。
いや、もやもやしてたのか私。思ってもないこと言ってる私こそ、八方美人ではないだろうか。私の中にエゴは、ないだろうか。
そんなことを思いながら今日noteを書いている。






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