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ダリウスは今日も生きづらい by Adib Khorram

長い文章を書こうと思っていたけれど、1センテンスでその本を紹介している英文を見て、私も1文で短く紹介しようと決めました。

イラン人の母とアメリカ人の父を持つ少年ダリウスが抱える生きづらさは、病気のお祖父さんに会いに行った母のふるさとヤズドで初めてできた親友ソフラーブとの会話でペルシア語では誰かがいなくて寂しい気持ちを『あなたの場所が空っぽ』と表すこと、自分の場所があると感じることで変化をしてゆく。

なんとも言えない気持ちを代弁してくれたり、それを表す概念を知ることで、腑に落ちる。こうした経験をたくさんしていくことも大事にしたい。
著者およびダリウスはスタートレックファンなので、スタートレック用語や表現がたくさん出てきます。イランの文化も知ることができて、刺激的な一冊でした。


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