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静天凪の詩

夜をかんじるために
深夜コンビニへ歩いた
サンドイッチと珈琲を買った

帰り道

夜の風は秋の風
ゆこうとしている夏の袖を引き思いとどめさせようとするかのような

虫たちが何種類も鳴いていた
あの草むらあの土から

歌よみびとの昔から今も変わらぬ声で
このくにの無数の虫が鳴いていた


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