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金融業界『思想』と『出世』。闇から見る光。

僕は、金融業界に勤めている
その内情は特殊な面が多く、憤りを感じて辞めていく人も少なくない。

過剰な虚礼。収益主義。ロビー活動。上司の為だけの会議。

一度×がつけば、出世コースからは外れる減点方式の人事評価。選別されコースに乗れば、傷付かない部署へと異動し加算点を積み上げていく。

一方で働きアリ達は捨て駒の如く第一線で働き続ける。過大な目標を追いながら、五月雨式に来る顧客からの要望に対してミスなく対応し続けて、普通。加点される為には上司に好かれる他ない。その反面、減点については容赦無くされていく

表向き、金融業界はお客様本意と口を揃えてアピールをする。しかし実態は上司本意。上司がどうして欲しいのかを汲み取って、お客様をそちらの方向へと誘導する。そしてそういう人材が評価され、その負のスパイラルを繰り返す

こんな闇みたいな業界に僕が身を潜めるのは、そうは言っても金融が社会のであり社会を照らす『光』だと信じているから

お客様の潜在的なニーズを汲み取って、その課題に対して共に解決していく。そんなパワーが金融にはあると信じている

きっと僕はこんな甘い事を言っているから偉くはならない。

それが金融業界で僕は理解している。

僕にも部下を持ってチームを動かしていきたい夢はある。

ただ、部長や役員なんて望みはしない。

政治的判断を迫られる事が多すぎて、僕の思想は通らないと感じるからだ。

僕がやりたい事には金融のパワーがいる。

それが僕が金融業界に存続する唯一無二の答えだ。

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