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40歳越えでお見合い結婚と思っていた僕が、20代で妻と結婚をした理由 #9. 引越し〜LINE

ジェンガに胸を躍らせ夜更かしした僕らだが、Mとの旅行の朝は関係なく早い
 僕も朝から行動派なのでMといるとその辺は楽だ。とはいえ女性陣はどうか、、、様子をみるとさすがMと付き合うだけあり、彼女さんは朝からテンション高め。どうやらともちゃんも朝型のようだ

片付けを終えた僕らは川辺を散歩することにして、別荘地をあとにした。

車の座席は定位置。運転席にM、助手席に僕、女性陣が後部座席だ。やはり疲れていたのか、女性陣は山道を走り出すと寝初めてしまった

暫くの間、僕らは2人でたわいも無い会話をしながら車を走らすと、昼休憩の場所へと到着した。

M『お姉様方、着きましたよ。
たま『お昼だよー。』
M彼女『え。』
ともちゃん『すいません。寝てしまってました!!
たま『うん知ってる笑』
ともちゃん『ですね笑』

お目覚めの2人とランチをとる。特に美味しいと評判のところとかそんなのでは無く至って平凡なお店。だけど皆んなとご飯を食べるのは美味し、、、

ともちゃん『こうやって皆んなで食べたりするのやっぱりいいですね!美味しい!
たま『だよね!』

なんだか同じタイミングで同じ思いになれた事が、ささやかだけど嬉しかった。そして、やっぱり美味しそうに食べる女性が僕は好きなんだなーと、ともちゃんを見て感じていた。

食べ終わると再び川辺に向かって車を走らせるのだが、Mの彼女は何も言わずに今度は助手席に乗ってみせた。当然、Mは運転席に座っている。

これは必然的にともちゃんと2人で後部座席!いや、彼らの計画的と呼ぶべきか、、、。とにかく、ともちゃんと距離を詰めるチャンスをもらったわけだ。

目的地迄は30分程度だっただろうか。
色んな話を振る中で、出発の日の朝の話になった。

たま『朝は大変だったね。笑』
ともちゃん「遅刻、、、本当にすいませんでした。笑」
たま『いやいや、いつも仕事遅いの?』
ともちゃん「疎らです。遅い時は23時とかなりますね。帰って寝るだけみたいな。」
たま『そっかそりゃ大変だね。』
ともちゃん「まぁ、それだけなら大丈夫なんですが、、、」
たま『なんかあったの?』
ともちゃん「来週、引っ越すのでバタバタしていて。笑
たま『!!!?。ともちゃんが?来週引っ越し?
ともちゃん「はい。」
たま『いや、そりゃ忙しいよ。なんで来てくれたの!?』
ともちゃん「いえ。来たかったんです。なんかもやもやしてる気分でもあったので、M彼女に誘われて、よし!行こう!って。
たま『、、、そんな忙しい時に来てくれてありがとう。。。』
ともちゃん「いえ、来てよかったですよ!」

もう一歩踏み込んで、引っ越しの理由を聞いても良いのだろうか、、、

たま『引っ越しはーー、、、どこに?

たま(違うだろー!!!)

ともちゃん「仕事が変わるわけでは無いので、場所は今のとこから近くなんです。川沿いが好きで、多摩川沿いにまた住むんです。」

たま(仕事が理由ではないのか。)

その時、Mの言葉が頭をよぎった

M『なんかよくわからないけど、彼氏とうまくいってないみたいよ。
旅行前にMが放った言葉だった、、、、

M『とうちゃーく!
Mの言葉で我に戻る。
目的地であった川辺は、温泉街になっていて温泉まんじゅうが売っていた。
たま『なんか小腹減ったし、食べようか!』
M『食べましょう。』

僕らは温泉まんじゅうを頬張ると、残りの時間を楽しんだ。

あっと言う間に、帰りの高速を走っていた。
PAに入りトイレ休憩を取る。

女性陣が女子トイレに行くと、
M『どうなの?
たま『なんだよ。そりゃ最高だよ。』
M『告白するの?』
たま『いや、なんで公開だよ!てか彼氏いるしな。』
M『けど、好きなんでしょ。どうするの?』

Mは自分の時は弱きのクセに人の恋愛になると、『ガンガン行こうぜ』モードだ。きっと楽しんでるんだろう。

たま『今回一緒に旅行に行けただけでも、MとMの彼女には感謝してるよ。楽しかった。

彼女達がトイレから戻ると僕らは車を東京へと走らせた。

家に着き、お風呂から上がり明日の仕事の準備をしていた。金融機関の月曜日は気合いを入れてかないと耐えられないからだ。

いつも通り準備を進めるが、旅行のともちゃんがフラッシュバックして手に付かない。

本当にこのままでいんだろうか。これで終いにして良い出会いだろうか。

そんな葛藤をしていると、

ブーブー

携帯が鳴った。

📱M今日はお疲れ様。4人のグループ作ったから、写真上げてね!

、、、今度こそ、個人LINEに連絡してみるか。

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