ニュースを断つ勇気

私達が生きていく中で欠かせないニュース。現在はたくさんのニュースツールがあります。
しかし、皆様は今までニュースを拝見してどれくらい幸せと感じましたか?



今回私が紹介する本は「News Diet」という書籍です。
結論からいいますと、こちらの書籍では、「ニュースをあなたの生活から排除しよう。ニュースから自由になるのだ。しかも完全に。」ということなのです。​

私はそれを聞いて、衝撃が走りました。以前ニュースばっか見ていて、それをアウトプットしていたからです。正直読み終わったあと、すごくはずかしい気持ちになってしまいました。


我々のニュースの重要度

冒頭でも伝えたとおり、今までニュースを見ていて自分が幸せになったのかと言われると全くなっていません。むしろ、ストレスとまではいきませんが、落ち込む気持ちにはなってそのことばかり考えていた時期がありました。今思えばそんな考えているい時間が無駄な気がしてなりません。


身近な例だと・・・・
コロナの感染者数、芸能人の不倫騒動、山の噴火、大統領選挙、新総理大臣、議員さんの外食問題……

私が思い出すだけでこんだけしか覚えていないのが現実です。しかもそれらは、私には全く関係ない情報なのだなと理解しました。このようなことを知るために、脳と時間を使用していたのです。
しかもその後、そのようなニュースをみて、落ち込んだり、この先どうすればいいのかと無駄に考えてしまっていました。対して行動もしていない自分なのに…‥

 

情報多いほど、人は「自信過剰」になりやすい

情報を集めすぎると、人は、一種の錯覚状態に陥ります。自分に自身を持ちすぎて、「決断に質」が大幅に落ちてしますことです。例えば、スロットを打ってる際、台の情報を調べ尽くして、「良い演出が出たから高設定かも」と理由もない口実を作るのと一緒です。

情報が少なければ自分の持つ知識に対して今よりも謙虚になり、注意深くなり、もっと慎重に思考を重ねるようになります。


脳は”どぎついニュース”に過度に反応する

この本によると、

規模の大小に関わらず、ニュースメディアはどの媒体も、私達の脳を過度に反応させるような記事の作成方法に全幅の信頼を置いている。感動的な話や、どぎつい写真や、衝撃的なビデオや驚くような”事実”で私達の注意を引きつけようとする。そうしなければビジネスモデルが成り立たない。

確かに、今までニュースを見てきて、そこまで重要視しない情報も大げさに報道されている。そのような情報はまた、我々の思考を停止し時間が奪われてしまう。仮に飛行機が墜落したニュースが報道されたかと言って我々は自分の行動を変える必要がないのである。


ニュースは”学習性無力感”を引き起こす

自ではコントロールできない曖昧な情報に脳が出くわすと、私達は時間とともに犠牲者の役割を受け入れるようになる。行動を起こそうとする意欲が失われ、受け身になってしまう。この現象を「学習性無力感」という。
自分には無関係なことでも、インパクトが強い情報が流れてしまったら、人はまるで自分にも関係があるのだと錯覚してしまうのです。


「関心を持つ」とは、行動を起こすこと

これは私にも当てはまったことなのですが、ニュースの話を話題にしているのではないのでしょうか?話すことはいいが、このあと行動を起こせたかと言ったら私は行動できていなかったし、そう言われると本当に感心していたのかなと疑問に思ってしまう。ただの他人事で話の話題を作ってしまっていたのです。私達はそのことに関して何をすればいいのかを踏まえた考え方を保つ必要があるのです。



とはいうものの、内心、ニュースを見ないと不安になります。今国ではどう動いているのか、世界ではどのような政策が行われているのか、身近なことだと、社会人の恥だと思われているのかもしれない。

現在ニュースをさいてまだ1週間しかたってないがこのような不安がたくさん出てきます。そのかわり、次はどのような本を読もうかと考える時間も増えてきました。
まだ私はニュースをみるなと進めれる状態ではありませんが、このまま継続していこうと思います。気になりましたらリンクから飛んでみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。



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