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「やりたいこと」とは仮説だ

いつもエモい感じのことばかり書いているので
たまにはロジックのあるような文章を。

私にとって「やりたいこと」とは仮説だ。

「これがやりたい!」「こんなことをしてみたい!」
やりたいことは身近に言葉としてあるものの、
それらは全て想像であり、妄想であり、概念だ。

「やりたいこと」は現在の事実ではなく、将来の理想像だ。

理想像を考えるにあたって、
現在へ手触り感を求めてしまうのは本質からずれている。

なぜならこれから作ることで設計図で概念なのだから。

ではやりたいことを見つけるにはどうすればいいのか?

自分という人間の体験や経験という事実を棚卸して
将来の設計図を構築するしかない。

ここで重要となってくるのは
「体験」「経験」という事実と
「その時に自分がどのように感じたのか?」
「当事者視点」
という三つだ。

良いと感じる経験は何がいいのか?
嫌だったという経験は何が嫌にさせてきたのか?
当事者である自分はどうしたかったのか?

過去や現在から良いなと感じたことを見つけ出し、仮説を立てる。

どんな将来なら自分は良いと言えるのだろうか?
やりたいこととしてどんなことが挙げられるだろうか?
こんな将来を生きている自分はどんな自分なのだろうか?

たくさん仮説を立てる。これでもかと立てる。
その仮説をさまざまな方向から眺めてみる。
その仮説を実証するために何をしないといけないのか?
どんな情報を知っていないといけないのか?
いつまでに?どうやって?
そのやりたいことという仮説を本物にするのか?

やりたいことをやるとはこんなことだ。

そして最後はその仮説を実証したいという意志が必要だ。

やりたいことはあなたのことをどこにも連れて行っては来れない
やりたいこととは泥臭くて苦しいもの。

けどその苦しさに意味をつけてくれる。

やりたいことはあなたを楽にしてくれるものではない。
なぜならチャレンジャーになるための片道切符だからだ。

そんな切符を片手にあなたはどこへ行く?

最後は自分の人生を背負い、
人生の当事者になることであなたのやりたいことは始まる。

最後はロジックではない。意志だ。
絶対に成功するやりたいことなんてない。
やりたいことがくれるのは
そんな苦しい中でも粘り強くやり切る理由をくれる。

あなたはどんなやりたいことという仮説を実証したい?

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akira
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