最後の運動会

今日は、娘の運動会です。


「個人走、嫌だなぁ…。」

わたしに似て走ることの苦手な娘は、
それでも笑顔で学校へ向かっていきました。

「六年生は、みんなの椅子を出さないといけないから!」

その仕事に遅れないように
自分で早めにタイマーをかけて支度をはじめる姿に、はやくも成長を感じていました。


自分で逆算して、
起きる時間まで考えたのかあ~。
もう六年生だものなぁ~。


え?
六年生?

ということは、
中学生って親は運動会見に行かないよね?
あ!
じゃあ、今日はわたしにとって、
最後の運動会ってこと!?

いきなり重大な事に気が付かされ、
朝から気持ちが動転してしまいました!

そうなんです。

飲食店経営の我が家が
娘の行事のため土日に時間を作ることは、
それはそれで一大イベントになる程の出来事なのです。


思えば保育園に入ってから、
行事のためにお店と保育園、
お店と学校をいったりきたり…。


娘がまだ保育園や低学年のころは、
わたし自身も若かったので
そんな忙しさも楽しめていたものです。

しかし、最近は体力にも余裕がなくなってきました。

「仕事のための体力も残して…、今日は土曜日だからやることも多いし…。」
と、
いつの間にかわたしも体力の逆算をするように変化してきたのです。


朝から仕事のため、
起きる時間を逆算する娘。
そしてわたしも仕事のため、
自分自身の体力を逆算します。

お互い、それぞれ、自分の役割をきちんとはたすため。

さあ、それでは、今日も行ってきます!
良い1日を!

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