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おいしいの法則をめぐる冒険

こんにちは。
おうちごはんパートナーのナヲです。

右手首を痛めて1週間。
自分の不自由さはもちろんのこと、自分の怪我のせいでたくさんの人に迷惑をかけ、自営業の厳しさを知り、自己管理と危機管理の大切さを痛感しております。

アホすぎ。

それと同時に、みなさんには大変温かいお言葉をいただき、お気遣いもいただき、実家などなどからはたくさんレトルトを送ってもらい、友だちからはお米を送ってもらい、人の温かさに感謝感謝しかありません。

アホな私は、ひたすらダラダラできる自堕落な時間を3日目くらいから満喫し始めたのですが、よく考えてみたら「これは、改めて自分のおいしさを見つめ直す機会かもしれん!」と思いたちまして、突如、料理本とYouTubeを見る時間にあてております。(それ以外の自堕落な生活は日記にて)

備忘録も兼ねて、少し記録しておこうかな〜と思います。

時短料理のワナ

今、SNSには簡単にできる時短料理レシピや動画、たくさん上がっています。
私の余裕ない生活ピークは、おそらく上の子が小学生、下の子が保育園という2拠点対応の頃だったかな〜。
お惣菜を買ったり、お弁当を買ったり、家ではネットを参考に時短料理を作ったりしてました。

ただ、時短料理はどうもイマイチだったりして、、、予想してた味と違うとか、何かが足りないような、、、とか
それは、レシピが悪いのではなくて私が悪いのです。
薄々わかっていたのですが、今回改めてわかったこと。

1.味見をしていなかった
2.レンチン時間など、自宅の家電とレシピのメーカーが違うのに調整をしなかった
3.作ったこともないのに、合間に適当に自己流を入れた

時短料理は、
・時間がかかる工程を家電にまかせる
・手間がかかる味を何かで置き換える
が、おそらく大きな特徴。
それなのに、その2つを無視したやり方をいていたらおいしくなるわけはないですよね。

今、テレビや動画を見ていて思うのは、「なぜ、この食材に置き換えるのか」「この順番で調理することでおいしくなる(※この工程で〇〇やることで時短になるし、味がしみる(もしくは食材がうまく調理できる))」「ご自宅の家電の特徴で調整してね」がきちんと説明されています。

その説明が腑に落ちて、それから調理すれば時短レシピでもきちんとおいしくなるんですよね。

あの時の自分に教えてあげたい。
でも、忙しくてそんなことをきちんと読んでる余裕もなかったから仕方がない。
ただ、ネットの時短レシピにはそこまで細かく教えてくれるものばかりではないので、、、
そこが難しかったりするかな〜と個人的には思います。

そして、何より味見の大切さ。
とはいえ、余裕ない時はそれさえもだった気がします。

時短に含まれるのかわからないけれど、リュウジ@料理おにいさんのレシピは、明快だし楽しいしいいですよね。
なぜこうするのか、なぜこのやり方か、が明確。特にワンパンパスタ系はレシピというよりもワンパンで作るベースをいただきました!

何にしても「調理のベースを知る」って大切だな〜と思います。

おいしい調理のやり方には法則がある

先週、タサン志麻さんのきょうの料理を見ていて、あれ?と思うことがありました。

作っていたのは、ミートソース。
ひき肉を焼く時に、片面に塩・コショウをしてその面を油で焼き付けていました。
確か、谷シェフは油で焼く方に塩胡椒をしても仕方ないと言っていたような、、、
そこから、谷シェフの本やらネットレシピを見直し、ついでによく見ている笠原シェフのひき肉系のレシピ動画をたどり、そういえば!とLIKE LIKE KITCHENの小堀シェフの本を見直し。

私のはうろ覚えでした、、、

解決と、自分なりの解。
ミートソースに限らず、ひき肉系のレシピをする時は炒める時に塩を振る、ただし私の場合は胡椒はしない。
なぜなら、お子さんがいる家庭もあって使えないかもだし、この時点で味を決めるようなことはしない。
(味は重ねて決めていく、というのも、まあまあ色々な方がおっしゃっています)
肉の炒め度合いは料理にもより、肉感を残すようにするか、そぼろ的にしたいかで変える。

世の中にレシピは溢れているけれど、食材をおいしくする方法には一定の法則がある、と思います。
谷シェフの動画が素晴らしくて腑に落ちて、だけど、忙しい時にこうはやってはいられないこともあるなと。
土井先生の料理にも通じるところかと思うのですが、「いい塩梅」って、ふだんの味とか好みとか意識してないと意外と難しいと思う人もいるかもと。
料理が好きでも、あれ?とわからなくなったり、体調に左右されたりもあるかもしれない笑
※個人的には、谷シェフも土井先生もも「そうですよね〜〜〜」って励ましてもらった感とリスペクトしかないです

さらにいえば、有名シェフや料理本のレシピも、どのタイミングで食べるか、作り置きなのか、などなどによっても変わってくるはず。

で、改めてベースの考え方を見直してみたり、横串に刺して同じレシピを見比べたり、それをお客さまに出して喜んでもらうには?と考えたりしようプロジェクトを今月は取り組んでみることにしました。

今までが悪かった、ということではないけれど、まだまだいけるなと思った次第。
そして、もし、このまま毎日忙しかったら怠け者の自分は見返そう、勉強しようと思ったまま何もしなかったかも。

神様はよくわかっていらっしゃる!
高まる〜〜〜のこれから1週間。
高まるといえば、SPECをTVerでやっているのでこちらもご興味があれば。



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