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治具の取り扱い説明書

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作成した治具の説明です。
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ローラースタンド、ヒートインサーターの別途使用方法

ローラースタンド、ヒートインサーターの別途使用方法

先日、カウンターを固定する為の別途追加パーツについてご紹介させて頂きました。
今回はローラスタンドとヒートインサーターを使用して、本来の用途とは別にどの様なことができるのか紹介させて頂きます。

※用語説明

2種類の治具の別途使用方法をご紹介させて頂きますので、以下の振り分けをさせていただきます。
★メイン・・・該当治具が必要
◆サブ・・・一部パーツを使用して使用感を向上させる

(1)ホイール

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カウンターサポート

カウンターサポート

※注意※
こちらの治具は「ヒートインサーター」「ローラースタンド」「ギヤディグ」の別途購入が必要です。
なお、「ヒートインサーター」「ローラースタンド」を使用したプラローラーへの520圧入やプラリング付きWAの作成は6月10日のレギュレーション改定によりタミヤ公式レースでの使用が出来なくなっております。
ご承知おきください。

お久しぶりです。
今回は治具というより追加パーツのご紹介です。
メイン

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ベアリングの分解方法【金属シール】

ベアリングの分解方法【金属シール】

金属シールのベアリングの分解方法について手順を書こうと思います。

工具私が使用してるものは御覧の通りです。

・デザインナイフ

・先端が細いピンセット

以上です。

精密ドライバーや待ち針があった方がやりやすいとも聞きますが、そこは各々でお試しください。

注意刃先を使った作業があります。また、作業中に刃先が欠ける場合もあります。

怪我などしないよう気を付けて作業してください。

Cリング

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ヒートインサーター

ヒートインサーター

※2022年6月10日のレギュレーションの改訂により、タミヤ公式大会ではレギュレーション違反となっております。

当記事についてはログとして残しておく事とします。

ご承知おきください。

最近、ますます暑くなってまいりましたね。

皆様いかがお過ごしでしょうか。冷たいものばかり食べて便器と親友になった私のようになることが無いようお過ごしくださいorz

さて、今回の治具「ヒートインサーター」は「

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ローラースタンド

ローラースタンド

※2022年6月10日のレギュレーションの改訂により、タミヤ公式大会ではレギュレーション違反となっております。

当記事についてはログとして残しておく事とします。

ご承知おきください。

新しい治具の紹介です。今回はなんとP!MODEL LABOさんとのコラボです。

ありがとうございます。

コラボするのはこれらの商品

ローラーディグ520シリーズです。

今回の治具はローラーディグ520シ

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井桁保持治具

井桁保持治具

お世話になります。

今回ご紹介させていただくのは井桁作成時にFRPフレームを保持し、精度良く接着することを補助する治具となります。

井桁の作成精度も大切ですが、接着する時の精度はより重要です。

〇利点詳細に書くと項目が多くなったので、ざっくりまとめました。

利点は下記の通りです。

・接着前に完成状態の確認ができる。

 ⇒完成前に寸法のミスなどに気づくことができる。

・井桁を高い精度で

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シャフトを直してみる~「シャフトストレーサー」の使い方~

シャフトを直してみる~「シャフトストレーサー」の使い方~

今回は珍しく、レビューを兼ねた記事となります。

とあるキッカケで「ARAHI.jg」さんとお付き合いがあるのですが、今回新製品となる「シャフトストレーサー」を譲っていただき、使ってみて素晴らしい”工具”と思ったので、どんなものなのか紹介しつつ、有用性と実践結果を書いていこうと思います。

「シャフトストレーサー」とは、ミニ四駆のシャフトやプロペラシャフトなど、直径2mm以下の棒状の金属の曲がりを

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シャフトストレーサー

シャフトストレーサー

「真っ直ぐなシャフトが欲しい」

ミニ四駆をされてる方なら多くの方が感じた事があると思います。

なぜならば、真っ直ぐなシャフトは速度の向上、安定性の向上に繋がります。

動画で比較検証されている方も居られるので、興味がある方は是非ご覧になって下さい^_^

そこで、シャフトの曲がりを修正する為の治具(工具?)を作成しました。

名前は「シャフトストレーサー」です。ポイントとしては下記の通りです。

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フレキシブルピニオンインサートVer2

先日発表しましたが、今後この治具の取り扱いはP!MODEL LABO(ぽらりんさん)に委託する流れとなりました。

それに伴い、Ver1との違いをこちらにまとめさせていただきます。

主な変更点は下記の3つです。

①省スペース化

②プロペラシャフトの支えを一体化

③角度調整部分の精度向上

①省スペース化

これは客様からお声がけをいただきました。

ありがとうございます。

効果:ポータブ

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フレキシブルピニオンインサート

フレキシブルピニオンインサート

両軸モーターやプロペラシャフトのピニオン角度を調整・確認が出来る治具です。

効果について聞かれますが、結論から言います。

このマシン(ノーマル仕様)を

このコース(岡山 G-WORKS様)で走らせて、

0.5秒/周タイムが縮みました。ピニオン角度だけでここまで差が出るとは思っていませんでした。

なお、コース全長は分かりません(^◇^;)

このコースはノーマルマシンでも走らせる事が出来る

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井桁サイド作成治具の使い方

井桁サイド作成治具の使い方

お久しぶりです。

遅くなりましたが、サイド作成治具の使い方について記載します。

まず、それぞれの数字の説明をします。

①フロントバンパーのスラスト角度

②フロントバンパーから軸受け中心までの距離

③リアバンパーから軸受け中心までの距離

④リアバンパーの高さ(0はVSリアバンパー高さ)

となります。

次に、上記の①から④の項目について、作成したい桁の寸法を選びます。

字が汚いのは許

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③延長バンパー



今回は写真の③の位置(黄色線)でのみできる延長(MTM?)バンパーの作成について説明します。

ゴールはこんな感じです。

直FRP1.5枚で長いFRPを作成します。

勿論このままでは接合部が弱すぎるので、かち割りカーボンで挟み込んだり、同じ物をもう一つ作成して接合部を互い違いにします。

まず、写真の位置にFRPを取り付けます。

取り付けビスは1本なので、斜めにならない様に注意して下さい

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①片寄りバンパー作成



最初に①の片寄りバンパー作成から説明します。

まず、2枚重ねの部分を作成します。(右と左が逆になっているのは上下を間違えて作成したからです。最終的には左右正しく取り付けました)

治具への取り付け位置はこんな感じです。

ローラー位置の穴は1.8㎜です。ピン穴加工の精度を優先したいので、ビスの取り付けは行わない事をオススメします。

続いて、サイドのFRPの位置をデザインナイフの背で罫書ます

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井桁作成治具(バンパー)

Twitterに書いていくと流れてしまうので、こちらに記載します。

今回説明するのは、写真の井桁作成治具セットの上の治具です。

バンパー作成の為の治具で上から順に・・・

①片寄り(トントン)バンパー

対応ローラサイズ

左:8ミリ

右:8ミリ、13ミリ

②③④テンションバー、長直、延長(?)、かち割りカーボンサンドなど対応(色々出来ます)

対応ローラサイズ

②左:19ミリオールアル

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