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方言(140字小説)

どもども、めいで〜す。
みなさん、機嫌よ〜してはります〜?
なんか、季節がようよう動き始めましたな。
腰の重い夏もやっとこさ帰り支度して、ほんでも名残り惜しそうに帰りはったがな。やれやれでんなあ、ほんに。尻の長い御仁は嫌われますやん、惜しまれるうちが花やて、はよ気づいてもらわんとなあ。


本物の関西人の方、ごめんなさいね。私にはどこがオカシイのかさえわかりません。関西の地域によって、関西弁は違うとは聞いていますけど。
まあ、同じ日本人ですので、たいていの意味は分かりますが。微妙なニュアンスは聞き取れてないとは思います。

狭い日本なのに、いろんな方言があって面白いですね。そもそも方言は奈良時代からあったそうで、地域と地域の交流も難しかったからでしょう。
それでも共通語を全国の人が理解できるのは、書籍、ラジオ、テレビと言うものの役割があってこそ。まあ二か国語を話すくらいの値打ちがあるとも思えます。


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