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真夏の雨の日の別れ

少しストーリーです。(⚠️下手くそです)


真夏の雨の日の別れ

ある少年は、
この雨の日、お別れをしていました。

少年の、最大であり、最高の友達だった、
愛犬が、息を引き取ってたのです。

彼は、
いつも、愛犬と一緒でした。

彼は、小さい頃から、
友達を作るのが苦手でした。

そんな彼の、
1番の友達。

一緒に散歩したり、
一緒にはしゃいで遊んだり、
一緒にTV見たり、
一緒にお話をしたり、

彼の時間の中で、
愛犬と過ごす時間ば、何にも変え難い、幸せな時間でした。

彼は、
ずっと、泣きました。

「ねぇ、どうして?、どうして、僕を一人ぼっちにするの?、嫌だ!... 嫌だよ...。」

彼を慰めるかのように、
降り続ける雨達。

曇っている空から、雨が降る様子は、

彼の、
あまりもの悲しい心の雲から、絶え間なく降っても降っても、取れない雲の様子と一緒でした。

彼は、
濡れる愛犬を、抱き抱えながら、

覚めることの無い、愛犬を見ながら、
話しかけていました。

「あの時は、君が急いで歩くから、僕転びそうになったよね...」

「あの時は、僕も君と同じように、走り回って、あんなに楽しいって思ったの、始めてだったな。」

愛犬に、
話しかければ、話しかける程、

彼の目からは、
涙が溢れ出ます。

愛犬が亡くなった日の夜は、
蒸し暑く、汗が少し出てきそうで、
虫の小さな鳴き声が、静かに響いていました。

彼は、
夜1人になって、ただただ、
虚無感に襲われていました。

降るのをやめた雨に、対しても、
彼は、嘆きました。

「僕と一緒に、どうして泣いてくれないの?、僕の目からは、ずっと涙が止まらないのに...」

彼は、
夏の静かな夜が、
こんなにも、ゆったりしたものと、はじめて気づいていました。

彼は、雨に対して祈りました。
「君達は、降らないんだね。けど、あの友達の思いを雨に乗せて、僕に渡してくれないかな?、僕は今、あの友達の思いを知る術が、もう無いんだ。お願い...」

彼は再び、泣き始めました。

しかし、雨は降りません。

彼は、雨というものが、
現象に過ぎない事に気づいてしまいました。

彼の雨への思いは、
徐々に鮮やかさを失い始めました。

彼は、ふと呟きました。
「そっか...、結局、友達の思いを知るには、ああするしか無いんだな...」

彼の心の中に、
悲しい覚悟が、生まれてしまいました。

彼は、翌日の夕方、
悲しい覚悟を、現実に現そうとしてました。

彼の心の揺らぎが、止まってしまった、
その時、

彼は、消えていきました。

その瞬間、
晴れていた空は、急激に悪くなり、

友達が逝った空と、同じものになりました。

彼の覚悟を、
雨達は、褒めているのか?、
それとも、悲しんでいるのか?、

それは、分かりません。

雨の出番は、あまりにも遅過ぎました。



愛犬が亡くなってから、ずっと僕は、まだ心に穴が空いた様な感じです...。雨の日は、僕は好きです。
雨は、どんな気持ちで、降ってるんでしょうね?😅

ペットロスから、脱出はまだ難しいです💦。

疲れました💦

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