寅さん談義　vol.1

新型コロナウィルスの影響が出てから1年半。
今回の緊急事態では初めて休業の判断を下しました。

八月は丸々休業しており、その間Facebook等にこちらを投稿してました。ブログをすっかりサボってましたので、転用していきたいと思います。

店内には【男はつらいよ】のポスターレプリカをベタベタと貼らせてもらっており…

そこで、『寅さん』の話でも綴ってみようと思います。
もし良かったら、おつきあいください。

今回は、マドンナの中でも人気の高い「リリー」が登場する『ハイビスカスの花』について…

キャバレーなどで唄いながら旅廻りしている「リリー」。
沖縄で倒れてしまいます。
ひとり不安な入院生活。
もう助からないかもしれないと、さすがのリリーも気持ちが折れます。この世には未練はないが、その前にひと目寅さんに会いたい…
そんな想いを手紙に託します。

寅さんと言えば、そんな事を聞いて黙ってはいられません。
直ぐに沖縄へと向かおうとするのですが…
寅さんは飛行機が苦手だったり。
やっとの想いで病院に到着して、リリーを見つけるも、皺だらけですっかり変わり果てた姿に愕然となります。
と思ったら、相部屋のおばあちゃんだったり。
など、お約束のドタバタ劇も、ちゃんと入ってます。

そんな流れで本物のリリーにお見舞いができる訳ですが、そのシーンは、とても感動的で思わず涙が出てきます。

今はコロナに感染すると、隔離され面会も許されず、ひとりきりで不安な状況に置かれてしまいます。
そんな危険が他人事でなく、このシーンは身につまされます。

お家での時間もあると思いますので、お酒でも飲みながらご覧になってみてはいかがでしょうか⁉︎