unknownと性善説、性悪説

アンノウンて映画見たことありますか?

本物の心理テストサイト内シネマで心理学で紹介されて、興味湧いて観たのです。これに限らず、このサイトで興味持って観てみた映画いくつかあります

それはさておき、このアンノウンは、前回の前世の記憶をなくして業だけを背負って生まれ変わってくる理由の解答を示してくれました。

業とunknown(アンノウン)|とみはじめ #note https://note.com/04tomihajime13/n/nbf8c18ec2d4b
アンノウンのあらましはこうです。5人の人間がある荒野の廃屋で意識を取り戻しますが、全員記憶をなくしているのです。どうやら転がっていた壊れたドラム缶の中のガスが原因のようで、一時的に記憶喪失になっている様です。  
5人の様子は尋常ではありません。一人は銃で撃たれて手錠がかけられてぶら下がっているし、又別の人は椅子に縛り付けられている。一人は鼻に殴られたような跡。他二人も争ったような傷跡が残されています。全員記憶をなくしているから何がなんだかわからない。
しばらくして引かれていた電話が鳴り、一人が出てみると声をかけられます。適当に話を合わせていると警察という話が出てきたり、どうやら電話の相手は犯罪者のようです。さらに、床に散らばっていた新聞の記事から、この五人のうち、三人が誘拐犯で、二人は人質ということがわかります。そして誘拐犯は電話をかけてきた仲間が他に二人ほどいて、このアジトに夕方には戻ってくる。
さあ、自分は誘拐犯側なのか?それとも人質側なのか?仲間が戻ってきた時、自分が人質側だったら確実に殺される。でも強盗犯側だったら人質二人を逃がすわけにはいかない。
五人でお互いに探りあいや、自分への探求が始まるのですが、疑心暗鬼のままとりあえずここから脱出しようと言うことで話はまとまります。


そうこうしているうちに、各自ちょっとずつ断片的に記憶が戻ってくるのですが、一人とは幼なじみの記憶だったり、別の人とは殴りあった記憶だったり。
やがて決定的な記憶が戻ってきて、さらなるサバイバルが始まります。

過去の自分の行いからの積み重ねで自分を確立していくことを”自己スキーマ”というそうです。

輪廻転生してきたとき、自分の前世がわかっていたとしたらどうでしょう?きっとこの自己スキーマに縛られて、新しい自分を形成、歩んで行くことができないでしょう。輪廻転生してきたときはこの五人の人達と同じです。

なぜだかわからないけれども、銃で撃たれて手錠で繋がれてぶら下がられている人。
なぜだかわからないけれども椅子に縛られている人。
なぜだかわからないけれども鼻を殴られて怪我してる。
なぜだかわからないけれども殴り合ったような形跡がある。

これが業。

そして周囲を知るに連れて様子がわかってくる。
誘拐犯と人質がいる。

世の中には善悪といわれるものがある。

自分はどっち?どっちの生き方を選択する?

映画では過去が思い出されていきますが、輪廻転生ではほぼ、前世を思い出すことはないでしょう。

これこそが業を背負っての輪廻転生の意味であり、前世の記憶がない理由です。

輪廻転生・・・検証されたケース。|松川行雄(ストラテジスト/小説家) @wvHAgf2KN0nZwai|note(ノート)https://note.mu/yukiomatukawa/n/n2138b7beecb3

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