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"仮定"が大事なワケ〜結果主義の危険性〜

こんばんは、Yukiです🌱

今日は、院生でもあるわたしの
研究においての心掛けを
お伝えしたいと思います‼︎

皆さんの周りには色々な情報があります。

そして
その情報が今までの情報と違う意見で
且つ刺激的でインパクトのあるものであるほど
仮定をみておく必要があります。

実は、研究者の意見は社会の縮図でも
なんでもないです。

断片的に切り取って

結論づけています。

なぜなら、その研究方法でないと
先行研究と比べてより
正確な結果がでないからです。

たとえば、

『世の中の教育不平等が所得と関係している』

のであれば、

研究者は、支持と反対 の二つに分かれます。

つまり、

「その意見に賛成する事例」

「その意見にならない事例」

を見つけ出してくるのです。

ここまで読めば、もう分かりますよね?

この結果になるために、
事象を広げたり狭めたりすることも
研究では可能なのです。

たとえば、以前の『脱プラ』の投稿で

a. ポジ活は環境配慮行動をとる要因の一つだ

ということをお伝えしました。

しかし、世の中の記事には

b.エコへの貢献と満足度には相関関係がない

とあるみたいです。

では、この仮定をそれぞれ見てみると、

a. 2名にレジ袋使用の選択と、その代替商品のエコバッグの購買意思決定についてのヒアリング調査。

b.エコ活動を消費削減と再生利用された品物を購入する18-21歳の若者968人

と、仮定だけでもかなり異なります。

環境というフィールドに当てる焦点が違うことが、仮定から分かりますよね。

このように、
仮定で結果が変わってくることが
確認できました!とても良い発見です🌟

私も修論作成に奔走中ですが、
みなさんももしこういった文献を
使う機会があれば、
ぜひ、仮定を見逃さずに
大切にしてあげてください💕🌱✨

a. 内村謙也(2019)「消費者の脱プラスチックに関する意識の研究」
b. Alexis Blue(2019). Buying Less is Better Than Buying 'Green' … for the Planet and Your Happiness. AR: University Communications
〈https://news.arizona.edu/story/buying-less-better-buying-green-planet-and-your-happiness〉