M-1の感想

今年も、M-1が無事終わり、優勝者が決まった。
今年は、私の推しはみんな予選で敗退してしまい、テレビで放送される敗者復活戦と決勝戦には、推しの姿がなかった。けど、その代わりに、友達の推しがいた。

例年通り、私は昼から夕方にかけて放送される、敗者復活戦から見ていた。
友達の推しは面白いし、そうでなくても、全員面白くて、笑った。楽しかった。
けど、同時に、悔しくなった。
去年は、そこに私の推しがいた。
今年も、推しはそこにいるだろう、と思っていた。
いるはずだと思っていたけど、いなかった。
途中で見るのをやめようかと思ったけど、見た。
だって、面白いんだもん。
悔しいけど。
めちゃくちゃに悔しいけれど、笑ってしまうし、決勝に行け!とも思ってしまった。

夕方から夜まで放送される、決勝戦も見た。
個人的な文句はあるけど、ふと以前見たあちこちオードリーでの若林さんの言葉を、ふんわりと思い出した。
わからないお笑いがある、というような内容だった。
だから、今年は殆ど私にはわからないお笑い、漫才ばかりで、わからないがゆえに笑えなくて…。それが悔しかったりもした。

気づけば、お笑いファンになっていたけれど。
でも、知らないお笑いや知っていても理解できないお笑いがいっぱいあることを、ここ最近、知る機会が増えている。M-1もそう。KOCだって…何だってそう。
苦手なものだってある。
そして、そういうもの…私が笑えないものが、あの日、あの瞬間、審査員の人達にハマって、それで優勝となっている。
それが、やっぱり悔しくて、でも、仕方ないな、とも思う。
結局、何が言いたいかっていうと、例年通り悔しい気持ちにはなるけど、どこかで納得してしまっている自分がいるなぁ、てことで。そう、何か…素直におめでとうが言えない自分のクソさが、嫌になってきてしまうなぁ、てこと。

来年は、推しがラストイヤーっぽい雰囲気が凄い。
というか、結成年を調べたら、推しがラストイヤーだった。
再来年にも、ラストイヤーの推しがいる。
…今年、ラストイヤーだった贔屓は、来年からはM-1関係なく、楽しく漫才するゾ!というようなことを、話していたから、来年からはかなり気楽に見ようかな、と思っている。

まあ、来年以降も、今と同じ推しや贔屓を、今と同じくらい応援しているとは限らないし、来年のことは来年考えようかな。
今は、来る推しの誕生日に備え、風邪を引かずに、元気いっぱいに推しに「誕生日おめでとう!」と伝えるため、体調管理に気をつけないと。

いや、でもやっぱり悔しかったな。
すげえ悔しい。
でも、面白かったしなぁ。笑っちゃったし。
来年のM-1の決勝戦は、私の推しばかりになってくれないかな……。