読み終えて
noterバクゼンさんのお薦めで、図書館でリクエスト後10月8日に借りてきて約10日程もかかりましたが読み終えました。
今年初めに網膜中心動脈閉塞症という眼病に罹り、右目の視力がほとんど失われ、字を読むのが大変困難になってきました。
そのうえ、カタカナの登場人物の小説は元々苦手で、何度も”主な登場人物ページ”に引き返しながらやっと読み終えました。
色々な思いが湧き上がりました。
1983年生まれの方がよくここまで書いてくれた、というのが素直な感想です。
『・・シンデレラと王子は愛ではなく純血同士だから再び出会えて幸せになる、という結末の童話に変更された。』
ここでは思わずメモ用紙を手元に引き寄せ書き写しました。
一人でも多くの方に読んで頂きたい本です。
謝辞の最後に
私の執筆速度が遅いばかりに本書の完成を待たず亡くなった、最良の読者 だった母、郁子にこの本を捧げます。
とありました。
作者が私の娘とほぼ同年齢ということもあり、初版発行時はまだまだお若かっただろうお母さん、きっとこの本を胸に抱き締めて微笑んでいらっしゃることと思います。
noterさんに教わり少しずつでも前に進めることを感謝申し上げます、歩みはのろくても向かっていきます、有難うございます。
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