風を感じて暮らしたい

朝晩が急に冷え込んできましたね…！！
わたしの大好きな秋がやってきます。

この季節は、
高気密高断熱であろうとなんであろうと
だいたい快適に過ごせます。笑

そしてこんな季節は、
高気密高断熱住宅は風が流れなくて快適じゃなさそう・・・
と、思われがちです。

そんなことはないという話は以前からしているので
ここでは省略します。

高気密高断熱の家でも、春や秋は窓を開けて過ごしたい。
でも、窓が多いと寒い家になってしまう。

窓が一番熱を通すという話は、以前書きました。

高性能な窓を使えば、窓からの熱移動はかなり減らせます。

でも通風のためとはいえ、
必要のない窓はつけたくないと思います。だって高いんだもの。

じゃあどこにつければ春や秋も自然の風で快適に過ごせるのか。

一般的に春から秋の風通しが必要な時期の風は南から北へ吹きます。
（各地域によって少し異なります）
風は気圧の高いところから低いところに向かって吹くので、日本では夏に、大きな高気圧が南からやってくるためこのようになるようです。

この自然風を取り込むなら、南北に窓をつければいいのです。

また、暖かい空気は上に上がり、冷たい空気は下に降りるので
空気の温度差を利用して通風を取ることも可能です。

この方法なら、風の移動する範囲で
低い位置と高い位置に窓をつけることになります。

もちろんデザインも大事！
でも、ただ好きな位置、かっこいい位置に窓をつけるのではなく
効果的な通風を得られて、無駄な窓がない分節約になります！

その分性能にお金を回せたら最高ですね

いろいろ家のことを考えていたら
窓のことになんて頭が回らなくなりがちかもしれませんが
いい家を作るために、
少しでも頭の隅に入れておいてもらえるとうれしいです。

一人でも多くの方が、本当に快適な生活を手に入れられますように

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