断熱はどれがいいの?①
こんにちは
割といつもふわっとした話をしているので
今回は
断熱の工法についてのちょっと難しい話を頑張ってします!!
といっても建築関係が長い方にとっては常識かも知れません、、。
断熱の工法
木造住宅の断熱の仕方は、大きく分けて二種類あります。
①充填断熱工法
②外張断熱工法
②の、外張断熱工法については
某ハウスメーカーのCMでご存知の方も多いかと思います
(ローカルではないはず!!)
RC造の建物では外張断熱が良いそうですが
木造はどちらも使われ
きちんとした計画の元施工すれば優劣はないそうで
部位によって使い分けることもあります。
今回のnoteでは、①の充填断熱工法について書きます。
充填断熱工法
充填断熱:柱などの構造材の間に断熱材を充填する方法
基本的には壁の内側を利用し断熱材を充填させるため
支持材などで新たに断熱用のスペースをつくる必要がない為
外張断熱より低コストな場合が多いです。
ただこの工法は壁内の結露を生じさせないよう、
気流止めや防湿フィルムを貼るといった施工が肝心で
これを怠ると以前のnoteに書いたように意味のない断熱になってしまいます・・・。
使用するのは主に繊維系断熱材です。
繊維系断熱材:細かい繊維の間に空気を閉じ込めることによって機能する断熱材のこと。グラスウール・ロックウールなど
この工法のデメリットとしては、木材との取り合い部分について、断熱材に隙間が出来やすいことです。
ただし北欧の寒い地域で使用されているのは充填断熱ですので
きちんと施工をすればしっかり断熱してくれます。
また、外張断熱では断熱材の厚みが制限されてしまいますが
(コレについてはまた次のnoteで詳しく書きます)
充填断熱は壁を厚くすれば断熱材も厚く出来ますし
外張断熱を加える事も出来ます!!(付加断熱といいます)
充填断熱推しのようなnoteになってしまいましたが
次のnoteで外張断熱のよさもちゃんと書きます!笑
まず大事なのは、消費者側もある程度の知識を持っておくことです。
次のnoteもよろしくお願いします(^o^)丿
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