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鬼配車〈第21話〉

ケーブルドラムの仕事が、軌道にのり
お客様からのオーダーが常時トラック2台頂けるようになって
私と別なドライバーとペアでやるようになり
そして、その人が慣れてくると
別な人を教えるという感じで、
4人位は教えて、徐々に落ち着いてくると

また別の仕事の立ち上げを振られました
というよりも、会社が安く請け負ったようです

この仕事は、自動車部品の仕事ですが、以前のとは違い
準大手の会社から子会社への部品輸送
10時積み込み〜11時出発〜12時到着下ろし積み〜
13時出発〜14時到着下ろしで終わり

この仕事が往復で1万5,000円
全く売り上げにならないので、
早朝のケーブルドラムの仕事と組み合わせて、
仕事をするようになりました

拘束時間が
だいたい12時間から15時間になる

これで終わると思いきや

以前からやってる、建材のスポット便の仕事が15時くらいにオーダーが入る
建材の工場へ移動時間も1時間かからない距離

こうなると、ほぼ24時間拘束という
地場長距離(意味:地場は地元もしくは、圏域(関東圏の圏)地域だが長距離工程のように帰れない)になってしまう配車

ま、配車っても仕事が繋がっちゃってるだけなんだけど

時系列を書くと
0時〜6時 ケーブルドラムの仕事
6時〜10時 食事と仮眠
10時〜14時 自動車部品の仕事
14時〜16時 食事と移動(夜のオーダなければ車庫帰る)
16時〜22時 建材の仕事
22時〜24時 帰庫向け

早朝と昼の仕事だけの組み合わせが、一番キツく
寝坊するんじゃないかというプレッシャーがある

夜のオーダーが入ると、
翌日の配車は、昼の自動車部品の仕事からスタートなので
睡眠のリズムがつきやすく、まだ楽に感じました




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