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言語化してみて気付いたこと

おはようございます!川上です!

先日、社内イベントでアジャイルな1年の振り返りをシェアする会がありました🎪✨
シェアをするにあたって整理した内容は1つ前の記事になるのですが、実際に言語化してみて気付いたこと・思い出したことを、当日いただいたご質問の回答を交えながら繰り広げたいと思います!よろしくお願いします!



仮説が外れた!

この1年、リサーチを進行しながらプロダクトをつくってきたわけですが、去年の今ごろに仮説が大きく外れる苦い経験を味わいました。

当時はまだ丸井グループにリサーチを実施するためのルールが整っていなかったので、ルール策定の間に先んじて社員で検証をスタートさせていました。

社員で検証してみた結果・・・・

😄仮説も筋が良さそう!共感も得られて確度も高そう!

いざ。これを実ユーザーに当ててみると・・・・

😭まったく刺さらない。示唆が大きく異なる・・・仮説大はずれ・・・

といった状況。(苦すぎて記憶から抹消してた)

正直こうなる予想はまったくしていなかったので、当時はかなり汗をかいて悩みに悩み倒しましたが、後にも先にもチームでこういった苦い経験を序盤で味わえたからこそ、のちの検証計画の必要性・重要性に気づくことができたのだと感じます。
またアジャイルだからこそ変化へ適応し、軌道修正が叶ったのだと振り返って改めて気づかされました🥲


軌道修正(新たな仮説出し)

仮説が外れたときにやったことは、とにかく関係者全員で話すことでした。
リサーチャーの視点だけではなく、Biz、Dev、PdM、エンジニア、デザイナー…問題を察知したその瞬間に、すべての観点で新たな仮説出しとネクストステップを決めました。

リサーチから意思決定までのサイクル

図のように、リサーチには全員がリアルタイムで参加して、終了後にはその場で都度ラップアップをして意思決定をするというサイクルを習慣化していました。
こういった日々の積み重ねである小さなサイクルが、ピンチのときにも存分に活かされた結果、プロダクト進行の大きなサイクルを止めることなく進行していけたと記憶しています。

🧋ちょっとした余談🧋
わたしがアプリを担当することになった数年前、大変お恥ずかしながらチーム全員でリサーチに参加する明確な理由は分かっておらず、“リサーチの雰囲気を味わうためにその空間に居る”。みたいな感覚でした。
今回については『なぜチーム全員でリサーチを観察する必要があるのか』の目的や意義を明確にして(まずは自分が学んで)チームに共有したことで、“ひとり一人がユーザーを観察する姿勢”が自ずと身に付き、ラップアップから意思決定まで結び付けることができたのだと感じています🤝


意思決定をするとき

チームでの議論が空中戦にならないように、常にドキュメントを作成して臨んでいます。
なにか新しい意思決定をした際は意思決定の記録をつくり、検討するに至った経緯から目的・結論、それによる影響などを書き出しています。

雛形_意思決定の記録

最初(議論中)は全員で1つの図式化したものを見ながら話して、粒度粗目のものを最終的には上記のフォーマットに落として各要点を整えてドキュメント化するようにしています。
これを1枚残すことで、チーム⇆PO・チーム⇆エンジニアなど、各所で繰り広げられるその後の対話がスムーズになり、スピーディーな開発に繋がっていると思います。


おまけ:リクルーティング強化施策

初の試みだったリアル開催のインタビューでは、当日参加者に来てもらうことにかなり苦戦を強いられました。
当日確実に来てもらうために新たに取り組んだことは以下2つ。

● 電話運用の追加
● 実施日/実施時間の見直し(+追加)

メールと併せて電話運用を追加、お客さまにすぐに電話を切られないテレアポマニュアルを作成し追加運用としました。
また、実施のタイムスケジュールにも幅を持たせ、お客さまからの日程変更にも柔軟に対応できるようにしたことで、当日の参加率は電話をする前(メールのみ)と比べて約45%アップする結果となりました🎊
とても泥臭い部分ではありますが、ちょっとした工夫が実を結ぶことを体感した1つの出来事です・・!

テレアポリスト


おしまい

振り返りに思考をめぐらせることと併せて、具体的に自分の言葉で言語化してみることの大切さを改めて実感することができました😊
今回思い出したことを教訓に、さらにまたこの1年でパワーアップできるように努めてまいります!
最後までお読みくださりありがとうございました!(上半期、お疲れさまでした!カンパーイ🍺🍺🍺)

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