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ショートカットと理想と現実

2年に1回、私はバッサリ髪を切ります。

2年かけて途中揃えたり梳いたりして伸ばしていき、胸より下くらいまで伸びたら一気にショートカットまで切ります。
その2年に1回がそろそろやってきました。

いつからこのサイクルになったのか自分でも覚えていないのですが、

ロングヘアに飽きる

ガラッと変えたくてベリーショートにする

中学生になる

後悔して伸ばす

2年後ロングに飽きる

をずっと繰り返しています。
今後も多分繰り返します。

夫に、そろそろ髪切ろうかなぁと言ったら
シガニー・ウィーバーくらい切れば?
と言われたのでもう二度と夫に髪型の相談はしまいと誓いました。
マジで(エイリアン出演時の)シガニー・ウィーバーくらいに切ってやろうか。

バズカットに興味がないといったら嘘ですが流石にちょっと勇気がいる長さです。
似合う人を選ぶ髪型だよね。
人生で1番短かったのは警察学校に入る時でした。
馴染みの美容師がノリノリで切って、事業仕分けができない蓮舫にしてくれました。
さすがにあの頃ほど短くしなくてもいいかなぁ。

とにかく一瞬頭によぎってしまったらもう、髪を切ることが頭から離れません。
気持ちはすでに"切ろうかな"から"切りたい"です。うん、切りたい。今回もバッサリいこう。

問題はどのくらいのショートカットにするか。
バズカットはやっぱり無理だけどベリーショートくらいいきたいなぁ。
スマホで髪型を検索。

数年前のベリーショートなエマワトソン可愛い。
いいなぁスッキリして可愛いなぁ。
やっぱりこれぐらい切ってもいいなぁ。


……これは髪型が可愛いんじゃなくて
エマワトソンが可愛いんだ。


ヘアカタログを見るたびに騙されます。
可愛い髪型は大抵そのカットモデルが可愛いのです。
なりたい髪型と似合う髪型は違う。
そろそろ気付け自分。

私は前髪をワンレンにすると大人っぽいを通り越して、一気に老けた不幸顔になります。
幸薄さが極まるのです。生活に疲れた感がすごい。
なので常に前髪を作っているのですが、前髪を作った状態でショートカットにすると一気にちんちくりん中学生になります。

結局のところ、前髪あり・セミロング〜ロングが1番しっくりくるんですがそれも2年近く続けば飽きてしまう。
で、切りたい。で、ちんちくりん中学生。

あぁぁジレンマ!!
きっと今回も中学生になってしまう!!
分かってる!!
今の髪型が1番似合ってるってわかってる!!
でも切りたい!!だって春だから!!

アラフォーと中学生が絶妙にシェアハウスしているこの顔面に似合う奇跡のショートカットを2年に1回探すのがやめられない!!!


という訳で切ってきました。

襟足部分は少し刈り上げました。
サイドは耳にかけれる方が絶対扱い楽ですよという美容師の勧めで残しました。
さて、今回の気になる仕上がりは…


え…片桐はいり…?


今回は中学生ではなくはいりになりました。
うん、…頑張ってまた伸ばそう。

いつかシガニーウィーバーやってみようかな。



↓1ヶ月後のリベンジ

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