可愛いは作れる！

というキャッチなコピーのCMがかつてありました。シャンプーのCMだったかな。
世の中の可愛いはものすごい計算と工夫と努力によって出来ていると思います。


1ヶ月ほど前、髪を切りました。

ショートカットと理想と現実｜小鳥谷和香(kotoriya waka)｜note

私は、大体2年かけて少しずつ伸ばした髪をバッサリショートカットに切って後悔して、また2年かけて伸ばすというサイクルを繰り返しています。

先月、約2年伸ばした髪を20センチほど切りました。
特に何の参考写真もなくショートカットにしてくれと頼んだら片桐はいりになりました。
今までの人生で髪を切って後悔は沢山してきましたが、大きな失敗をした経験が殆どないので久しぶりに失敗したなぁと思いました。
それとも美容院行くのに気後れして1000円カットでそんな注文するのは無謀すぎたか。

1ヶ月もすりゃ見慣れるかな。と思ってそのまま放置。久々のショートカットは楽ですね。
シャンプーの泡切れもいいしドライヤーも短時間で終わります。
で、1ヶ月経ったら髪がちょっと伸びた片桐はいりがそこにいました。はいり、しぶとい。

更に前髪が目にかかるようになってきたので、とりあえず視界だけさっぱりしようと前髪をセルフカットしました。
高校生の頃から前髪だけは自分で切ってるので失敗はしません。
もう少し前髪の量増やそうかな。チョキチョキ。
よし、視界良好。さっぱり。


……戦後の小学生みたいだな…

トットちゃんかよ…


うーん。もう1回切ろうかな。うん。切ろう。

1000円カットじゃなくてちゃんとした美容院に行こう。(最初から行け)
戦後感を拭って令和のオシャレアラフォー大人ショートカットにしよう。
吉瀬美智子とか広末涼子とか北川景子になろう。

スマホで町の美容室を検索します。
え！こんな超絶田舎にこんなオシャレ美容室が！
いつのまにかできてる！
こんな美容室あるなら最初っからここに来ればよかった！

もう即決で行くことにしました。

前日に進撃の巨人の最終話を読んで興奮のあまり寝つけなくて、当然のように朝から起きてこない夫を叩き起こして子どもの世話を頼みます。

いざ！美容室！！！

たのもー！我こそは戦後の片桐はいり！
それがし大人ショートカットにしたいでごさる！
ここはこんな感じで、あ、ここはもう思い切ってここまで。
で、こんな感じ(写真)がいいですね。

さすが美容室。ちゃんとシャンプーもしてもらえる。気持ちいい。寝そう。
あと美容師がイケメン。もうちょっとちゃんと化粧してくればよかった。


スーパーに買い物に行くノリでオシャレ美容室に来てしまったことを少し後悔しました。
まぁいいや。カットも丁寧だしイメージは細かく伝えたしオシャレなショートカットになるやろ。

さようなら、片桐はいり。


〜1時間後〜


こんにちは、和田アキコ。



夫に「女子バレー部？」って聞かれました。
全国の女子バレー部員に謝れや。


可愛いって難しい。はぁ。