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息子の愛の告白と私の課題

最近、息子が
ぼくおかあさんのことすきなんだよ
と言います。


4歳児からの愛の告白はそりゃもう、誇張ナシにたまらんです。

 あぁぁーーー!!!!!
 おかあさんも息子のこと好きぃぃぃ!!!

とシャウトしたくなります。実際します。


が、最近この「おかあさんのことがすきなんだよ」を言うタイミングがちょっとおかしくなってきたことに気付きました。
正直、息子の気持ちがわかりません。
何を思ってこのセリフをこのタイミングで言うんだろう…と少し心配しています。

息子が私に告白するのは、必ず私が怒った直後。

叱った直後ではありません。
怒った直後です。
もっと言うと私の機嫌が悪くなった直後。
フラットな気持ちで注意した時は言いません。

前回の記事でも書きましたが、どうしても感情が先に立ってしまうときがあります。
時間がないときは特に、私の導火線は通常の10分の1くらい短くなります。
ただ、持続もしないので爆発したらすぐ冷めます。

私が怒るとすぐに
 ぼくおかあさんのことだいすきなんだよ…
と声を震わせながら言います。

あ、まずい。これ絶対よくないやつ。

息子の中で「おかあさんがおこってる」ことに対する言葉にできない感情が、このセリフに込められていることは分かるのですが、一体これがどういう感情なのかがどうしてもわからないのです。

許して欲しい?
怒ってるお母さんが怖い?
じゃあなんで「ごめんなさい」じゃなくて「おかあさんのことがすきだよ」なの???

分からない。
こんな震える声で言うようなことじゃないのに。
でもこれがよくないことだけは分かる。

息子に言われるたびに
 あぁ…しまった…
と罪悪感が少しずつ溜まっていきます。私は
 お母さんも息子くんのことが好きだよ
とすぐに返していますが、もう心ここに在らず。
イライラや怒りなんかは消し飛んで、心の中で自己嫌悪で土下座してます。


怒ると叱るを明確に使い分けられるようにならなければ。

息子にその課題を突きつけられています。



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