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【読書日記】No.1 生態学は環境問題を解決できるのか?

こんにちは、今回から読書日記を書いていきたいと思います。
誰かに見てほしいというよりも読んだ本について、ログをつけていきたいなと思い、始めてみたいと思います。(決意表明はまた別の記事で…)

<本の紹介>

さて今回の本は、これです。

大学時代に環境教育の勉強や生態学をかじっていたので、興味を持ちました。では、次はこの本での自分的ポイントです。


<自分的ポイント>

1,環境問題における環境倫理やトレードオフの大切さ
2,環境問題に対する取り組みへの生態学の視点の導入
3,大学と大学院の勉強…(胸が痛い、反省と意欲)

まだ慣れていないので文がおかしい気もしますが、一つずつ解説していきたいと思います。


1,環境問題における環境倫理やトレードオフの大切さ

「環境問題は実は倫理の問題」と作者の伊勢先生は書かれています。
詳しく説明すると、環境倫理には、人間に必要な自然を守ろうという倫理観(人間中心主義)と生物や自然は存在するだけで価値があるから守ろうという倫理観(生物中心主義)があり、人によってこの2つの倫理観の比重の違いがあるということ。そして、この2つの倫理観を踏まえ、ある課題(環境問題)に対して、どう折り合いをつけていくか、これがトレードオフになる。つまり妥協点を見言い出そうということだと思います。

どうしても環境問題を考える場合に、とりあえず保全・保護すればよいと、自然好きの人が考えがちになってしまうように感じていました。しかし大学で環境教育や生態学を学んでいく中でそうじゃないよなあ〜という気持ちが自分の中に芽生え、モヤモヤがありました。そんな、なんとなく感じていたモヤモヤを言葉にしてもらえたように感じました。


2,環境問題に対する取り組みへの生態学の視点の導入

さて、2つ目のポイントはポイント1につながる部分です。2つの環境倫理観(人間中心主義と生物中心主義)が拮抗している現代において、どう環境問題に取り組んでいくのか。その架け橋?活用手段?として生態学はよいのではと筆者の伊勢先生は書かれています。例として、都市公園に外来種や園芸品種ではなく、周辺の自然環境の動植物の「避難場所」の機能をもたせてはどうか?と提案しています。

最近では、公園に落ち葉を片付ける必要の無いようにと常緑広葉樹が植えられたり、きれいだからと園芸品種を植えたりしていることがあるようにお思います。決して、それが悪いわけではありませんが、本にある「そこに導入する動植物が周辺環境とどんな関わり合いをするのかを考えるためには、生態学の知識はとても大切である」という考え方を持ち、その地域や場所に合わせた造園をすることは、とても重要な視点であると感じました。


3,大学と大学院の勉強…(胸が痛い、反省と意欲)

最後は、本編のとは少し離れますが、大学での勉強についてです。この本の最後の2章については、筆者の大学や今までの学びや研究についてまとめらています。苦しいことでも何かに生きてくると続け、新しいことにも臆することなくチャレンジしている姿がとても印象的でした。

大学時代は、不勉強で、サボりぐせがあった自分にとっては、心に刺さる姿がでした。笑 もっと勉強していたらなぁ…と後悔することもあります。が、後悔先に立たず、だめだったら今から始めればいいじゃないか!そんな意欲も本を読み終えて思います。

現在は、生態学や環境教育に関する研究に関わった仕事をしているわけではありません。しかし、子どものころから、研究者になりたい!という夢はあり、今の心のどこかでなりたいなぁ〜なんて思っています。笑
「そんなの自分次第じゃん」と言われれば、何も言葉はでませんが、少しずつ、一歩ずつ、どんな形でも自分の夢の実現を目指していきたいなとこの本を読んで思いました。


<終わりに>

読書日記No.1を書いて、たらたら長いし、ひどい文章になっているように感じます。笑 うまく説明できているような、いないような…

書いていくごとにレベルアップできたらいいなという思いを持ちながら
今回は終わりにしたい思います。

ここまで読んでいただいたみなさまありがとうございました。
また次回



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