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長音階と短音階を手に入れる!Step1・音高ってなんだ?

長音階って
「ドレミ」のことでしょ?
わかっているよ!となっていた過去の自分をグーで殴ってやりたい

ここを理解していないために
その先に構築される理論が「??」だらけになって苦労しました。

呼び名って、とても便利で分類するために
存在するんですよね。違う理由があるから呼び名が変わる。

同じなら名前を変える必要がないし、理由があるから名前が変わる。

当たり前の事なんだけど、僕は面倒臭いのを理由に曖昧に分類をしてしまい

その結果

納得していない

丸暗記

理解できない

の負のループでした。

でも、1つ1つの「なぜ?」がわかると
理解できるから

分類できる

整理しやすい

取り出しやすい

となります。

なにより面白くなりますしね!


5Step

ということで
長音階と短音階をインストールするために
僕なりの5stepを考えました!

それがこれです

  1. 音高

  2. 音律

  3. 音名

  4. 音階(全音音階・半音音階)

  5. 長音階・短音階


今回はその1番目

音高です


Step1.音高

音高は
音の3大要素
音高・音量・音色の1つです。
(音量と音色も奥が深いので別記事でまとめます)

音高は音の高さのことです
英語ではpitch(ピッチ)

「音の高さ」そのものの呼び名が「音高」です

適当に口笛を鳴らしたり
「あー」と言ったりすると
音の高低を感じますよね?
それが音高です。

キンキン
ピューピュー
トントン
ゴー

などは「音色」です。

あの音の
音色はピュー
音高は高い
音量は小さい

になります。

「あの音美しいね」は音高が低くなったり、音が大きくなったりすれば「美しい」と感じなくなる可能性があるので、分類は難しいかな?と思います。

「音が高い低い」って
何を基準にして認知しているんでしょうね?
きっと人によって違いますよね?
不思議ですよね

ここがポイントで

音色も「ピューがピー」に聴こえる人もいれば
音量も「ちょうど良い」「小さい」
と感じるのも人それぞれですよね?

それだと人によってバラつきがあって
どれが基準かわからないですよね?

とくに「音高」は基準がなければ
音の高さが無限に存在することになって、
理論の構築どころか、譜面に書き残すことも困難になります。

そこで、基準となる音高の土台を作ったのが「ピタゴラス」

音高を目で見て明確に分かるよう「ドレミファソラシド」という名前を付けたのが
「グイード」です。
その前に歌詞の上に記号だけを書いた譜面があって、そこからネウマ(以下略)

音高という用語は「音の高さ」以外の
意味はありません。

食べれる物を「食物」と言うのと同じで
音が鳴るものすべてに「音高」が存在します。

ピアノをどこでも良いから押してみると
決まった音高が鳴ります。
同じ場所を押すたびに違う音高が鳴ることはないですよね?

世界中どのピアノを弾いたとしても同じ音高が鳴るように作られています。(例外はあります)

決まった音高が鳴るので音高に名前がつけることができるんです。

なので、しつこいようですけど

「音高」という言葉だけで、どんな音の高さかを示すことはできません。

では決まった音高ってなんなんだろう?
ってことになりますよね

そのために必要なのが

音律

です。

「音の高さは無限にあるから、ある程度の音高の数に絞ろうぜっ」

そして、どえらく賢い人達が一定の方法で整理したものを

音律

と言います。

なのでStep2では「音律」をまとめたいと思います!


調べていて知ったのですが、
音楽で使う「音」のことを

楽音

というんですね!

知らなかった
勉強になりました!

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