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失った世界

なんか、今日は精神的自殺行為に走った。
思浮かべるは暖かな世界、孤独を知らない時間。

それは苦手な冬だった。
いつの間にか、私と関わり、
いつの間にか、信頼を知り、
孤独ばかりの自分には毎日が春のようで、
喧嘩、仲直り、雑談、そしてまた喧嘩
時に呆れられ、それでまた仲直りをして、
いつの間にか季節は変わっていた。

そんな時にとある人と話しながらよく訪れた神社を訪ねた。
特に意味はなかった。だけど悲しい、その人との悲しい思い出を思い出すのは承知の上だった。

その道を歩く度に、あの日の雪の記憶が私の手を凍えさせ、春の風が荒くれて砂塵が目に痛く、
夏の竹林のぶつかり合う音が私を笑い蔑もうとも、秋の思い出に涙を流しても、

それでも無性に行きたかった。
足を止められなかった。
その神社は、そこだけは変わらなかった。

周りは変わってしまった。私のせいで。
私はいつも私のせいで1人に
なってしまうことを許せなくて、
だけど後悔と悲しみばかりでそこから学ぶことができない馬鹿で、そんな自分が尚更許せなかった

また、あの人と話したいなんて思っても言えない
言う手段もない、謝ることもできない。
友情か、親子関係に近い何かだった。
毎日何かあれば報告するのが楽しかった

きっとその人たちはみんな、私を忘れて、
幸せに生きているだろう。
それでいい、私のことなんてどうか忘れてほしい

こんな自分勝手で変われない自分を。
とても幸せな夢だった。長い長い夢だった。
ありがとうございました