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エンタメ

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映画、ドラマ、本などを見た感想まとめ。
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記事一覧

さよならサニティ〜映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』感想

話題のエブエブですよエブエブ。この略し方好きで使ってる人いないと思うけど、かといって常に…

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書籍「おいしいごはんが食べられますように」感想

本のレビューとかもやってみます。高瀬隼子著の第167回芥川賞受賞作。 ◆思えば冒頭から最後…

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書籍「僕の狂ったフェミ彼女」感想

韓国の2022年出生率が0.78で7年連続最低を更新というニュースが先日流れてた。もちろん国家も…

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映画『AIR』感想

監督ベン・アフレック、主演マット・デイモン。エアジョーダン誕生の裏側を描く物語。バスケ好…

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ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』第1話感想

あまり前情報なしで主演河合優実だけを楽しみにして観たがこれは良ドラマと、冒頭の数分で確信…

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映画『TAR/ター』感想

トッド・フィールド監督16年ぶりの新作だそうで、彼の作品はこれが初見。名前だけはなんとなく…

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わかりあうなんて永劫無理〜映画『怪物』感想

監督是枝裕和×脚本坂元裕二。なんという最強の組み合わせと思って楽しみに待っていたけど、いざこうして置かれると意外とあっけなくその時は来た。音楽坂本龍一という望外の肩書きまでつけて。この辺の計算のいやらしさ(褒めてる)はプロデューサー川村元気氏イズム全開という感じで、まんまと乗っかってしまう訳で。 先に言うと鑑賞後エンドロールでボロ泣きしていました。aquaを聴きながら。前作『万引き家族』やポン・ジュノ監督作『パラサイト』の時も同じ感慨を持ったけどいやまじでこういうのエンタメ

ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』第6話感想

全話鑑賞後すぐに感想をアップしようと思ってたんだけど、2話目からさっそく挫折。それどころ…

火曜版『午前0時の森』不安しかないリニューアル、闘う若林

毎週月曜と火曜の深夜に日テレで放送されている『午前0時の森』。月曜は劇団ひとりと村上信五…

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映画『シン・ちむどんどん』感想

どうせ観るなら監督出演のプチ鹿島、ダースレイダーの舞台挨拶付きの回に行きたくてスケジュー…

岸よいさか
9か月前

人生という空虚について~映画『ノクターナル・アニマルズ』感想

2016年公開トム・フォード監督長編第2作。 ◆我が目を疑う衝撃の映像でオープニング。つかみ…

岸よいさか
8か月前
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ドラマ『いちばんすきな花』のゆくえ&赤田と『カルテット』の別府&九條さんについて

※特に深い分析や考察はなくただ個人が思い巡らせたことを綴っただけの文章ですという前置き。…

岸よいさか
8か月前
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オフラインへ舵を切れ〜映画『終わらない週末』感想

最近突如Netflixからレコメンドされた本作。 年末だしなんとなく『さらば!2020年(原題:Deat…

岸よいさか
6か月前
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映画『ゴジラ-1.0』と集団浅慮について

『ゴジラ-1.0』いや、最高に面白かったんですよ。VFXなんかものすごくて、エンドクレジットで白組の文字が浮かび上がってきたときは脳内スタンディングオベーション。よくぞここまでのものを作ってくれたと。 すべてセリフで説明しすぎという批判をしている人も多いけど、個人的にはこの映画とこの時代背景の中にあっては自然なバランスだったのではないかとおもう。 雨に降られて家に帰ってきた敷島の「ちくしょう、ずぶ濡れだ!」とか普通なら噴飯ものの台詞というか、言わんでもわかっとるわいとみんな