詩81「夏詩」
青い葉脈が
光を和らげる
真夏の陽射し
真昼の熱歩道
年々つらくなる
外回り
木陰を見つけ
寄りかかる
立ち止まると
汗が噴き出る
全力の鳴き声が
全身に沁み響く
大空に
たゆたう夏雲
命懸けで鳴く蝉
命懸けで働く俺
命が輝き
命が霞む
目を閉じて
水筒の麦茶を飲む
水を飲むなと叱られた
夏合宿は遠い昔の記憶
蹴って走った仲間も
同じ空を眺めているのだろうか
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青い葉脈が
光を和らげる
真夏の陽射し
真昼の熱歩道
年々つらくなる
外回り
木陰を見つけ
寄りかかる
立ち止まると
汗が噴き出る
全力の鳴き声が
全身に沁み響く
大空に
たゆたう夏雲
命懸けで鳴く蝉
命懸けで働く俺
命が輝き
命が霞む
目を閉じて
水筒の麦茶を飲む
水を飲むなと叱られた
夏合宿は遠い昔の記憶
蹴って走った仲間も
同じ空を眺めているのだろうか
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