2024、台湾一周一人旅概要

プロフ:台湾滞在経験あり、台湾が好きで一応すべての県には行ったことあり。英語中国語が普通レベル。

今回、コロナ後久しぶりの台湾に行きました。
その背景はまた何とも神様がやっと後押ししてくれたような不思議なタイミングだったのですが、また書きます。
今回の旅の順路は、計10日で西から周り台北に帰ってきました。
台北(台北市内+新店)→台北(淡水+中山+板橋)→台北(九分)
→嘉義→台南→高雄→台東→花蓮→台北

どこも行ったこともある土地で(嘉義は初)それぞれの町でそれぞれに思い出があり、独りで茫然とお正月を迎えたり、還暦の父とふたりで廻ったり、母が迷子になったり、私自身人生で沼の底の迷子になっている時期だったので、それを思い返すノスタルジックな旅になるつもりでした。
だがしかし、実際旅してみると、暑い暑い、それのみ。

個々の町の思い出はいつか書くとして、
やはり私は台湾が好きだなということを再確認しました。
それは嫌いなところも含めてです。嫌いと言うと強い表現で語弊もありますが、日本も同じです、他の国も同じです。ただ相変わらず、台湾は私に力をくれるのです。力をくれるというか、眠ったり弱っていた力が、台湾の強いパワーによっておびき出されてでてくるのです。
私が台湾の良さを語るのは、台湾という国の内情も政治も生活も知らないで語ることになり、私のその時点の感覚で感じたものとなり、外国人の勝手なエッセイになることを承知の上で、私の感覚で書きます。そして、今回の旅で得た内省も。

取り合えず、台湾は台湾のままだったし、どこに行っても人は人だった。

台北はやっぱり都会だった。台北では、昔住んでいた場所や通っていた学校、食べ物屋さんに行って思い出に浸りました。おいしすぎて10キロ太ったのは後にも先にもあの時だけでした。
嘉義は西部の地方都市だった、もっと田舎を想像していたのだけど町が大きすぎて、その日も暑くて、阿里山に行くのが目的だったが、ホテルでぐったりしてた。夜市には行きました。
台南。我が家族が最も好きな土地。やはり落ち着く。
高雄。父とふたり旅した思い出の町です。母とも行ったし、ひとりでも行った。今回は船で小島にわたりました。
台東。懐かしい。町が全く変わっていなかった。旧鉄道駅があり、原住民の音楽や大道芸があり、のんびりしていて、やはり台湾東部はいいです。月桃の葉で作ったバッグや帽子が欲しかったのですが、円安のせいで、ヘレンカミンスキー並の値段になっていて、過去に買えばよかった。。自転車で回るのがよく、海にも行ったが暑すぎて一回りだけしてすぐ戻るの巻。泊まった旅行社が昔ながらの古くて湿っぽい旅行社で、なんで私はもう少しお金を積んでいいホテルにしなかったか後悔した。夜うなされて「やめて」て叫んだ記憶が。窓にコダックがぶらさがってるのなんなん。なんかとり憑いたのかとも思ったので、花蓮で悪霊払いのお廟に行った。
花蓮。最後の町で一番よかった。花蓮はワンタンが有名です。やはり東部ですよ、東部。台北が悪いわけでは全くなくて、でも、どの国も地方の方が人は穏やかで丁寧だと思いました。

ざっと概要を書きましたが、特筆すべきは
台湾のクレーンゲームはキャッチ部分が緩やかに計算的に傾いていて、いいところで落としても穴に落ちません。逆方向に放ります。
だがしかし、初日のクレーンゲームで一発でパチモンのシェリー○イちゃんが取れた!のをいいことに、それから毎日50元と決めて各都市でチャレンジするも一回も取れず、まさか初日のビギナーズラックは台湾全土のクレーンゲームの罠なのかと勘繰った最終日
最後の10元を、台北で試みると、一発でまたパチモンのステ○ルー(なぜかピンク色)が取れたのです。
初日と最終日にいい夢を見せてくれるいつもどこまでも商売上手な国で大好きだよ!

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