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みんな違ってみんないい世界に

【かなえたい夢】

先日、このような記事を見ました。


これに出てくる介護施設のスタッフは
そこで働いている外国人介護士を
同じ仲間として見ています。

見学者の理不尽な態度に
毅然と対応しているところは
スッキリしました。


ただ、私の知っている範囲では
このような利用者さんは聞いたことがありません。
むしろ、一生懸命働いている外国人介護士さんに好意的です。


でも、異文化の多様性を認めない施設があることは
聞いたことがあります。


例えばこんな話☟

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イスラム圏の女性は、宗教上の理由で
頭に”ヒジャブ”というスカーフをつけているが
このスカーフを認めない施設があった。

うろ覚えなので、確かではないが、
施設側の言い分は、
大きく以下の2つだったと思う。

▶不衛生
・・・これは偏見。毎日取り換えているので不衛生ではない。

▶利用者さんに受け入れられない
・・・本当だろうか?
この漫画のような人はそんなに多くないと思う。
利用者さんは、人の優しさには敏感だが
その他のこと(人種など)には寛容だったりする。
施設側が、人のせいにしている場合もあるかもしれない。

結局、そこで働いていた外国人介護士さんは
やめざるを得なかった。

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とても残念なケースだと思います。

そもそも、異文化理解ができない施設や企業では
外国人スタッフを受け入れるべきではない
と思うのは、私だけでしょうか。

ただ人手不足だからと
仕方なく受け入れても
うまくいかないでしょう。

言葉が通じない
日本文化がわからない
だから〇〇人は・・・
などという偏見につながりかねません。

施設長だけが理解していても足りません。
施設で働く職員全員が共通理解を持っていなければ
外国人介護士さんは、嫌な思いをするでしょう。

「日本人同士でも意地悪をする人はいる。」
はい、たしかに、そうでしょう。

それでも、残念ながら
意地悪やイジメの矛先ほこさき
その場のマイノリティーの方々に向かいやすいことは
容易に想像できます。

異文化の人を受け入れる時は
宗教的配慮も必要になります。

1日数回のお祈りも
その人の生活に欠かせないものであるし
ヒジャブも
単なるアクセサリーではありません。

「お祈り等の配慮は特別扱い」だとか
「郷に入っては郷に従え」
などと言う人もいますが、
そんなギスギスした社会
生きづらいですよね。



だからこそ
私は「異文化理解×やさしい日本語」を
外国人従業員を受け入れる施設や企業の方々向けに
伝えたいと思っています。

それが、お互いに気持ちよく働けて
成果にもつながるし
それが広がれば
幸せな社会になると信じています。


それが私が生涯かけて
かなえたい夢です。🍀





🌈Special thanks to  たむらひろゆき さん
(表紙イラスト・クリエイター)


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