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認知症と並行世界

最近、記憶力が弱くなってきたような気がする。
と、思っていたのだけれど、どうもおかしい。

言ったこと、身に覚えのないことも、人から指摘されることがある。

ただ、言ったことを忘れているのならそれでもいいのだけれど、その内容自体を発言する可能性がゼロに等しいから、言った言わないも平行線になる。


例をあげればこんな感じ。

『○○に異動したいって、昨日言ってたじゃん』

その欲求が根本的に無いから私から見れば可能性はゼロ。
酒に酔っていたときの発言でもない。

どうしてそういうズレが発生するのかを暇な時に考えてみたのだけれど、昨日と今日とで微妙に違う世界、『並行世界』にいるとしか思えなくなる。


年齢を重ねてボケてきた? 否。


確かに仕事のミスとかもあるけれど、そういうレベルじゃない。
決定的に違うズレ。
そのうち認知症になってきた、とか言われてしまうのかもしれない。


でも、それが本当に認知症じゃなくて世界がズレているのだとしたら。
認知症と言われる人達の発言が間違っているのではなくて。

そこにあったはずのモノが無くなった。
その人の前の世界では確かにあった。
でも、それを誰かに言っても信じてもらえない。

そう考えるとちょっとやそっとじゃない恐ろしさ。


並行世界なんて確認できるのかどうかはわからないけれど、火のないところに煙は立たないから、あっても可笑しくない。


それこそ、この世界はイーロン・マスクの言うように仮想現実であって、ゲームの中の世界。その為のサーバーが幾つもあって、なんらかの原因や作為で異動できてしまう。そのサーバーが無数にあり、違いが微妙すぎて大概の人は気がつかないだけ。それが並行世界。場合によっては一瞬先ですら別のサーバーに飛んでしまう。認知症とは、それによって起こる現象。


チョレボックリ(朝令暮改)な上司なんてのも実は朝と暮で違う世界にいるのかも・・・なんて考えたら仕方のないことだな、なんて思えるw


それとは別にもう一つ。

私には時々、私の時間だけが一瞬止まったような感覚に陥る時がある(デジャヴとも違う)。ディオのスタンド能力、ザ・ワールド(時間を止める)を喰らったように。目の前にいたはずの人が瞬間移動したようにいなくなっていたり、いきなり時間が数分間飛んでいたり。

よく死ぬ前に走馬灯を見るなんて言うけれど、その為に少しずつ切り取り、編集されて飛ばされているのかな? なんて、想像を膨らませてみたりもする。


ぜ~んぶ、確認のしようがないことだけどね。


※タイトルと表紙の関係性は全くありません