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息子に相撲を始めさせたきっかけ

よく応援してくれる人に、なんで息子に相撲をやらせようと思ったの? と、聞かれます。理由は身体が大きくて軟らかかったから。
股割りが最初から出来て180度脚が開いてお腹からぺったんと簡単についていました。すぐにお相撲さんのイメージが湧くほどに。
直感的に相撲でした。

ただ、それだけでは行動に移せませんでした。

動けたのは4つ上の長男が友達に合わせて剣道教室に通い始めたこと。
一緒に付いて行って親も見学したのだけれど、どうもしっくりこない。
剣道は決して悪くないのだけれど・・・なんだ、この拒絶感。

その日から妻に次男は相撲をやらせたい、
と言うのが私の口癖になりました。
もっとも相撲は国技でありながら学校の授業でも無いですし、
市内どこを探しても相撲教室どころか土俵すら無い環境。
絵に描いた餅で終わるのかなと思っていた矢先・・・。

妻 『わんぱく相撲三島場所っていうのがあるみたいだよ』

私 「え? 出場させてみる?」

妻 『もう、申し込んじゃったよ・・・』

と、見事なフライング。当時、マクドナルドのハッピーセットにプラレールが付いていて、それで釣ったそうw

そして直感というか予感。まだ、相撲をやったこともないのに将来国技館でウチら夫婦を号泣させてくれる・・・そんな絵が浮かんだのです。

この話をすると妻はいつも大袈裟と言いますが、それからの7年間。
人生が変わるような出来事が次から次へと起こりました。
話しだすと物凄く長くなるので少しずつ書き留めていこうかと思います。

相撲をやってて良かった事

悠 『相撲を始めるまではダイエットしろって言われていたけど、相撲を始めてからはごはんがいっぱい食えるようになったので良かったです』

うん、これでいいと思う。
忘れないで真っ直ぐに前に進んでほしいな。